息子の十三まいりに行きました。
春に行く予定が、結局ぎりぎりの11月に。
嵐山の法輪寺
ところで十三まいりって、他の地域はするのかしら?
説明が必要なのかわからないので調べてみたら、京都発祥の行事で関西地方でのみ行われていたけれど、最近は他の地域もするとかしないとか?
まぁ、簡単に言えば七五三の十三歳(数え年)バージョンですね。
智恵を授けていただき立派な大人になるため祈祷してもらうのです。
…と言っても、旦那も私も十三まいりはしなかったので、家族全員、法輪寺は初めてでした。
息子は制服を着ているので加工変色をしています。(顔も隠すから、もう何が何だかわからない画像でごめんなさい)
紋付羽織袴の子もいたけど、ちょっとそこまでは…ねぇ。
男の子のほとんどが制服でした。(普段着の子もいました)
女の子はほとんど着物!
まぁ、華やかで可愛いこと!
本格的な日本髪を結っている子もいて、親の本気を感じました。成人式も女の子は華やかでいいですね!
漢字一字を考えて、祈祷前に一字写経をします。
五分ぐらい、ずっと漢字を考えている息子。到着するまでに考えておけって言ったのにー!
最終的に「真」と書いていました。
虚空蔵様に奉納します。
御祈祷中、住所と名前を読み上げられるのですが、大阪や東京神奈川、なんと北海道の子もいて驚きました。
観光の途中で来たのかな?
京都の子の方が少ないぐらいでした。
終わって、法輪寺の見晴台から嵐山方面を見る。
まだ紅葉には早かったです。
さて、ここからが大変なのです。
参詣の帰路、渡月橋を渡り終えるまで、後ろを振り返るとせっかく授かった智恵を返さなければならないという伝承があります。
結構な距離を歩いて渡るし、普通の速度では歩けないぐらい観光客も多いので、つい振り向くことを防止するために、旦那が息子の首根っこをつかんでいます。
ちょっと先を見ると、いっしょに祈祷した紋付羽織袴の男の子も父親に頭部をホールドされて渡っていましたね。
おもろい。
昨日、京都も大雨が降ったので、嵐山の大堰川の水が濁っていましたよ。
海外の観光客に「京都の川、きたなっ!」って思われてそう。
普段はとても綺麗ともいえないけど、透明な水の川です。
ふー、成長過程の大事な行事がまたひとつ終わって、親としては「やれやれ」です。
後は大人になるまで見守るだけかな。