三日月ノート

日々の出来事を気ままに。

最近の出来事が象徴する日本のダメさ加減

2016年04月11日 13時21分53秒 | よしなしごと
先日、こんなことがありました。

人がようやくすれ違える程度の幅の道の右側を歩いていたとき、前方にスクーターがあったため、中央よりに動いた時です。
私の横をすり抜けようとしていた自転車がブレーキをかけ、重たい荷物を積んでいたためか、バランスを崩して転びそうになりました。

振り向くと、65~70歳くらいの男で、あからさまに不満げに「あ~~!!」と声を出したため、私は内心「また交通ルールも知らないバカが、自分の非を棚に上げて怒ってるな」と。

そのジジイは案の定「危ないなぁ」と言ってきたので、歩行者と自転車なら歩行者優先だし、横をすり抜けるなら一声かけるなり何故しないのか?、前にスクーターがあるのだから、道の中央よりによけるのは当たり前で、状況判断しないそっちが悪いだろうと言い合いになったわけです。

こちらがスマホ見たり、音楽を聴きながら歩いていたのならこちらの不注意もあるでしょうが、普通に歩いていたわけですから。

そして、ジジイが言ってきた事は以下のようなことでした。

「普通はすみませんって言うだろう」
「フラフラ寄ってきたオマエが悪い」
「見たことないけど、この土地のもんじゃないだろ?」
「おまえ、どこに住んでるんだ?住所はどこだ?」
「こんな事言うヤツは初めてだ」
「生意気に」

と、こんな感じでした。
聞いていて、典型的な老害ジジイの思考回路だなと。

この土地のもん・・・の発言を聞いた時はあきれて吹き出してしまいました。
ほんと、くだらない。

私のほうは、

「女子供だと思ったら、まともなことを言ってもロクに言うことなんて聞かずに、そうやってずっと生きてきたんだろうけど正直迷惑だ。交通ルールも知らない、運転技術もないジジイは自転車なんて乗るんじゃない」

というような事を言いました。

こういう老人、このあたりにほんと多くてウンザリです。
女の地位を下にとどめて置くことで相対的に自分が優位に立とうとする図。ジジイに限らず多いですが。
さらに、こういうクズ男を醸成させてきた女にもおおいに問題があるとも思います。

そういえば、とある掲示板で「日本や日本人が嫌いです」というような書き込みを見たのですが、これに対しての書き込みはほぼ、

「嫌なら出て行け」
「おまえは朝鮮人だろ」
「文句ばっかり言うなら自分から行動を起こせ」
「外国かぶれ。そういうヤツは他国に行っても文句ばかり」等々。

驚きました。
最近の日本はネトウヨばかりなんですかね。

批判されるとそれに対して論理的・理性的に討論ができない幼稚な思考。
自分の価値観とは違ったものに対する不寛容さ。
差別をしている事すら気づかない鈍感な感性と、誤りを認めない強情さ。
文化的・精神的な未熟さと、それを如実に反映している国政。

どこが魅力的なんでしょうか?

この書き込みと、先のジジイの反応には通じるものがあるように思います。
またそれを「国民性」と言い、ほとんどの日本人がそれに対し何の疑問も感じないようであれば、この国を変える事など到底無理であり、それこそ「嫌なら出て行く」しか選択肢はないわけです。

平和で深夜も1人で歩ける、サービスが行き届いているなど、日本の「良い」と思われる部分を否定するつもりはありませんが、それら「良い部分」を考慮しても余りある「ダメさ加減」がはびこっているのが今の日本だと思わざるを得ません。

あと、「外国人は日本のここが好き」とかいうマス○ーベーション番組もいい加減やめませんかね?