白いノート~アラフィフ南天の備忘録

50代半ばを過ぎました。日々気づいた事を忘れないよう書き留めていきます。

恋愛小説読みました

2010-03-17 10:05:24 | 読書感想文
《サヨナライツカ》  辻 仁成著


端正な容姿を持ち
あだ名は好青年

婚約者を日本に残し、赴任した先のバンコクでサマセットモームという名のスィートルームで暮らす自由奔放な謎の美女と激しい恋に落ちる・・・・・・

そんなお話


映画化もされていて
主演の謎の美女役は辻仁成氏の奥様、中山美○さん
清楚で古風な婚約者役は石○ゆりこさん
お二人ともピッタリ!

男性として、これは夢のような話でしょうね~
地位も名誉も大切な婚約者も全部捨ててでも、この恋に生きたい・・・・・
そのギリギリの選択を悩み苦しみ抜いて、喉もとまで出かかった《愛》というせりふを言わず・・・・
彼は婚約者との安泰な結婚生活を選ぶ・・・・・
そして25年の長い時間を経ての夢のような再会。
二人は見えない糸をたぐり寄せるように・・・・・・・・


全く違うタイプの女性二人の心を傷つけないように、傷つけまいとした行為が
余計に傷つけていることに気づかず・・・
ずるいです~男は。
で映画での配役は西島○俊さん!格好いいです。
ナイーブで限りなく優しげで優柔不断。。。ピッタリ

映画は観ていないんですけど・・・
読んでる間中、ずっとイメージしながら読んでいました。

小説の方のラストは・・・・・・う~~~~ん。。。
私的にはあんまり好きな終わり方ではない。

ストーリーはベタな感じではありますが
バンコクに行きたくなる。
恋をしたくなる。。。(絶対あり得ないけどーー;)
そんな小説でした