白いノート~アラフィフ南天の備忘録

50代半ばを過ぎました。日々気づいた事を忘れないよう書き留めていきます。

何気ない日常

2010-03-20 15:33:07 | 介護の仕事
先週久しぶりに別棟デイへヘルプに行った時のこと

皆で《しりとり》をしよう!という事になりました。


言葉がスラスラ進んで行く中で次のお題は《ギ》

順番はちょっぴりシャイなT枝さん
『ぎ?・・・・』

スタッフ『そうです!《ギ》ほら~お金をおろしたり預けたりする~』

T枝『はあ?わからん・・』

スタッフA『お金がいっぱいあって、自分のお金も預けてあって!』
スタッフB『印鑑持って行く所。』

なんとか《銀行》という言葉を思い出してほしくて皆で必死にヒントを・・・・

T枝『あ~郵便局!』

もはや《ギ》のつく言葉ではないよ・・・O(≧▽≦)O
皆、大爆笑!

T枝『な~に~!わかった!わかった!組合やろ!』

更に大爆笑!
答えたT枝さんもつられて大笑い
皆さん、顔をクシャクシャにしてたくさん笑いました。。



別の日
私が所属するデイでのヒトコマ
夕方送迎車を待っていた時のこと

Mさん『違う!!この膝掛けはねーこうやって畳むの!アンタ触らないで!』
Jさん『何言ってるのよ!どんな畳み方だっていいじゃないの!』

喧嘩が勃発

このお二方は非常に仲が悪い


狭い空間で、しかも帰り間際の気まずいムード・・・・・困った

ここはお手伝い大好きなMさんの気分を変えてもらうしかないか・・・
私『Mさ~~~ん。もうじき迎えの車来ますけど、お茶碗拭きを手伝っていただけませんか~?』

M『はいはい^^お安いご用よ^^ここへ持っておいで^^』

私『は~い。。よろしくお願いします~』

するとお隣のJさんも
J『私も手伝うわよ~貴女ひとりで大変ね^^』

M『本当、ひとりで大変やわ』

私が忙しく動いているのを見ておられたのですね
お二人は仲良く、あっと言う間に山のような食器を片づけてくださいました


ありがとうございます^^

お二人とも認知症がある方で、お互い相性が悪い・・この人はなんか私に意地悪
・・・という感情はありますが、先程の派手な喧嘩はすっかりお忘れのご様子。

忘れることは、時に美徳です