他人様に迷惑をかけることはよくない
・・・私たちはそういう価値観の下で生きている・・・・・のではありませんか?
私の中には特にそういう意識が人より強い気がします
自分に自信がないから、とりあえず謝っておこう
自分が被れば丸く収まる
そういう意識です
《〈弱さ〉のちから》 鷲田清一著
という本を読みました
哲学、倫理学が専門の阪大総長の著書です
氏が哲学という言葉の確かさを、自分ではない自分以外の人から聴きたい
自分の枠を外したい
そう思って様々な《弱い》場所から発せられる声を求め、旅に出る
という、インタビューのような読み物。
その中で《めいわくかけてありがとう》という言葉に出会いました
《人にめいわくをかける事、それはおおいに必要な事である》
これは著者が訪ねたある身障者施設で出会った言葉だそです
ひどい迷惑をかけられるような関係を誰かとの間で持ち得たということに
《ありがとう》
またこんな事も書かれています
《今にも倒れかけている人がいると、それを目にした人は思わず手を差し出している。
そういう風に〈弱さ〉はそれを前にした人の関心を引き出す。
弱さの力は、強い者の心を揺さぶる力があるのだ・・・と。
介助する人が介助される人にケアされるというケアの関係の逆転が起こっている
大変難しい内容の本でしたが、こんな風に介護を例にだされると
ものすごく合点がいきます
私は毎日利用者の皆さんからケアされている
そう思うのです
迷惑をかける事を畏れるあまり
先回りしたり
相手の心を読み過ぎていまったり・・・・
という事は多々あります
また弱いのは良くない
もっと強くならなければ!と思ったりもします
でも・・・・・・
人は365日、24時間ずっと強くなんていられない
いつもどんな時も強い人なんていない
もしもいたら・・・
きっと側にいるだけで疲れてしまうかも
弱くていいんだ
人に迷惑をかけても
めいわくをかけてありがとう
そう思える関係を築けた事に感謝なのですね
・・・私たちはそういう価値観の下で生きている・・・・・のではありませんか?
私の中には特にそういう意識が人より強い気がします
自分に自信がないから、とりあえず謝っておこう
自分が被れば丸く収まる
そういう意識です
《〈弱さ〉のちから》 鷲田清一著
という本を読みました
哲学、倫理学が専門の阪大総長の著書です
氏が哲学という言葉の確かさを、自分ではない自分以外の人から聴きたい
自分の枠を外したい
そう思って様々な《弱い》場所から発せられる声を求め、旅に出る
という、インタビューのような読み物。
その中で《めいわくかけてありがとう》という言葉に出会いました
《人にめいわくをかける事、それはおおいに必要な事である》
これは著者が訪ねたある身障者施設で出会った言葉だそです
ひどい迷惑をかけられるような関係を誰かとの間で持ち得たということに
《ありがとう》
またこんな事も書かれています
《今にも倒れかけている人がいると、それを目にした人は思わず手を差し出している。
そういう風に〈弱さ〉はそれを前にした人の関心を引き出す。
弱さの力は、強い者の心を揺さぶる力があるのだ・・・と。
介助する人が介助される人にケアされるというケアの関係の逆転が起こっている
大変難しい内容の本でしたが、こんな風に介護を例にだされると
ものすごく合点がいきます
私は毎日利用者の皆さんからケアされている
そう思うのです
迷惑をかける事を畏れるあまり
先回りしたり
相手の心を読み過ぎていまったり・・・・
という事は多々あります
また弱いのは良くない
もっと強くならなければ!と思ったりもします
でも・・・・・・
人は365日、24時間ずっと強くなんていられない
いつもどんな時も強い人なんていない
もしもいたら・・・
きっと側にいるだけで疲れてしまうかも
弱くていいんだ
人に迷惑をかけても
めいわくをかけてありがとう
そう思える関係を築けた事に感謝なのですね