白いノート~アラフィフ南天の備忘録

50代半ばを過ぎました。日々気づいた事を忘れないよう書き留めていきます。

続:ただいま読書中

2010-07-11 23:29:19 | 読書感想文
空飛ぶタイヤってタイトルがちょっと・・・・なんて私的には・・・・。
文章も私好みではなくて(エラソー)
なので最初の方はなかなか読み進めませんでした

でも上巻、中盤~後半に入って俄然面白くなってきました。。。
今日下巻も買って来ました

ここまでのあらすじは↓↓↓








【走行中の大型トラックのタイヤが突然はずれて暴走
タイヤに激突された主婦は死亡してしまう
事故原因は整備不良とされ、運送会社は窮地に立たされるが
整備に問題はない!と確信した運送会社の社長が
大手自動車企業内部のリコール隠しという
巨大な悪に立ち向かう】・・・というお話。

DVD化されているらしいので見たいな~

主人公の運送会社社長を演じる仲村トオルさんのコメントは
《正直者はバカを見るものだと多くの人が思っている。
小さな組織、少数派や個人が信念を持って発信していく勇気
泣き寝入りしない根気やながいものに巻かれない強さを演じたい》

原作者池井戸氏は
《不正に手を染める企業戦士も家に帰れば優しいお父さんでもある
犯意がなくても、上司の命令に従う事で加担してしまう畏れがあるのが
この問題の怖さ。
悪を告発する視点ではなく、関わってしまった人の生き様や葛藤を描きたい》


・被害者の家族
・運送会社の社長の家族
・メインバンクの銀行マン
・車会社の営業マンや品質管理部門


もし夫や恋人がこんな事件に関わってしまったら・・・・な~んて
女性の視点で私は読んでいます