白いノート~アラフィフ南天の備忘録

50代半ばを過ぎました。日々気づいた事を忘れないよう書き留めていきます。

童話の村を歩いて来ました

2010-10-01 17:13:06 | 日記
    

    《みんなで歩こう》
昨日、地元の新聞に掲載されていた景色はここ
半田市矢勝川沿いの彼岸花の群生

幼稚園児や小学生、少しご年配の仲良しカップル、アマチュアカメラマンの皆さん、お花の好きな女性グループ、そして私みたいなひとりハイカー
大勢の方と一緒に楽しみました。

                      
                  《この辺りはまだ蕾》
                乳母車に乗せてもらって保育園の小さな子も見学に来ていましたよ。

               『綺麗だね~』って口々に^^かわいい~





     《和風パッチワーク》

ここは童話【ごんぎつね】の舞台になった所
小学生のグループは、大きな声で【ごんぎつね】を朗読していました。
ごんが亡くなって葬列したのはここ・・・・・

平成25年に【新美南吉】さんは生誕百年を迎えるのだそうです。
小学校の頃教科書で習った【ごんぎつね】は、今も心に刻まれています


《でんでんむしのかなしみの碑》
皇后様が平成10年国際児童図書評議会で講演された折りに語られた事で
とても有名になった童話。
皇后様が『何度となく、思いがけない時に私の記憶に蘇って来た』とおっしゃるように
この物語は、ふとした時に人の心の中に舞い降り
ある時はもの悲しく・・・
でもそれはいつか生きる力になるような・・・
誰かの心と寄り添うような温かいお話になる・・・
読むたびに、思い出すたびに、その印象や感想は異なる物語ですね

ところで私!
新美南吉さんはお爺さんだと思っていました^^;
結核を患い29歳の若さで急逝されているそうです。

“すいれんのまわりにレース模様をあむ水すまし”
身近な植物や小さな無視にも思いがけない美しさと命の輝きを見つける自然観察力のある人だった・・・・
と書かれていました


とても繊細で感情の豊かな方だったようです