白いノート~アラフィフ南天の備忘録

50代半ばを過ぎました。日々気づいた事を忘れないよう書き留めていきます。

仕事に救われました

2010-11-01 16:51:38 | 介護の仕事
体調がダウンしている時の仕事は辛い。。。

昨日のシフトは日曜日という事もあってかなり薄く・・・
とても『早退させて』なんて言えなかった。

それどころか!
タイムカードを押したのは通常より1時間半後。
帰れる状況ではありませんでした。


最近、統合失調症が悪化して
被害妄想と幻覚がひどい利用者のA子さん

一日中しゃべりっぱなし。
しかも内容がかなりブラック
立てないのに立とうとするので目が離せません。

個別対応するのですが、いきなり
『この人嘘つきです!私この人に●されます』なんて指さされちゃうので・・・・手強い。

どうしたものか・・・・・と天を仰いでいたら・・・・・・
デイルームから手招き
『貴女、大丈夫?』
いつも何かとトラブルの火種を作ってしまう利用者さんが、
心配して覗き込むように私を見つめていました。

見れば・・・
隣に座っている利用者さんも・・・そのお隣の方も・・・・

胸が熱くなりました。
『ありがとう。皆さん。A子さんも、私も大丈夫ですよ^^』

その後A子さんに
『メモ用紙にするので広告を4つに折って、切っていただけますか』
と裏が白い広告と定規をお渡しすると
A子さんは持ち前の器用さでサクサクと広告を折り始め、落ち着いて行かれました。

若かりし頃、保育園の先生だったA子さんの昔話を聞かせていただきながら一緒に広告を折りました。

私『子供がいけない事をした時はどう叱るのですか?』
A子『そんな事したらダメでしょう!なんて絶対言ってはいけません』

私『え?言っちゃダメですか?私いつも言ってますけど。じゃあなんて言うんですか?』
A子『○○ちゃんは今、~~~~したね?お母さんはこう思うけど○○ちゃんはどう思う?
お母さんと一緒に考えてみようって言うんです』


なるほど!
私『頭ごなしに叱っちゃダメなんですね』
A子『そうですよ。ちゃんと理由があって子供はやってるんですから』

ありがとうA子さん。。。。。。。

このところ、とことん落ち込んでいた私にとって
とてもありがたい言葉でした。

仕事は辛い
でも
その仕事に救われることもある

この仕事に巡り逢えた事に感謝です

試練ですか?

2010-11-01 16:28:55 | 介護の仕事
心の病を持つ姉を支えてかれこれン十年。
最大のピンチ!
姉がに罹り
手術を受けました。

初期の初期なので手術は無事終わりましたが、精神的ショックを支えるのは
並大抵ではなく・・・・・
私まで体調を崩す事に。。。。。

そんなこんなも乗り越えて、少しずつ精神状態が落ち着いて来た姉(また、いつどうなるかわかりませんが)
私も少しずつ楽になってきたぞ~って矢先・・・・・・


ピキ!

何もしていない時に!!!
突然!
ぎっくり腰に見舞われちゃいました。。。(号泣)
めっちゃ!悔しいです。

私は小太りではありますが小柄なので
普段から身体に負担をかけない介助を勉強し実践するよう心がけているのですよ。
最近上手くなったな~と思っていた矢先。。。。。


デイとは名ばかりで、身体介助がメイン業務
拘縮が強くなって来た方や
触れただけで剥離してしまう方・・・・
経管栄養の方を
個浴で入浴していただいています。

無理!
限界!
と思いながら・・・・

どんどん人が辞めていく中で・・・・

勉強してる。
拘縮予防の事
移乗の仕方
本を読み、DVDも購入して。
現場で実践してみて。

一方でお元気な方のために《マジック入門講座》受講を申し込んだり
認知症の方のために《回想法入門講座》も申し込み。。。
社会福祉協議会のデイにボランティアに行く予定も立てました。


明日こそ辞表を出そう
今日、このタイミングで辞めます!って言おう!
そんな綱渡りのような気持ちとは裏腹に・・・・・・
頑張ってる自分って何だろう?