白いノート~アラフィフ南天の備忘録

50代半ばを過ぎました。日々気づいた事を忘れないよう書き留めていきます。

春はまだ遠く・・・・・

2010-03-10 21:44:53 | 家族
   3/10。。。T大受験生の母を終えました

『待つということは何かを試されている時だよ』
ずっと言い続けて来ました
でも、私にとっても
結果発表までの2週間は本当に長かったです

待っている間にもいろんな事は起こり、次々に入る同級生の吉報
医学部に合格した人もいました。
発表が一番遅かったのがT大とK大
受験戦争の間の戦友S君は、見事K大合格だったそうです
おめでとう^^S君

そして息子の受験番号は掲示板にありませんでした


秋に受けた気○大学校がまさかの合格で・・・
その後、W稲田、K應義塾、も合格した時点で
息子の心の中には慢心が生まれたと思います
もしT大が合格していたら、息子は天狗になっていたでしょう
人生をなめてしまったかもしれない・・・

だから・・・・・・・
私はこれで良かったんだと思っています

恥じることはない
1年間の集大成です

トリプルアクセルに挑戦したけれど、失敗して銀メダル・・・・
あ・・・まだ後期試験が終わっていないので胴メダルになるかも。。


今は『ショックはそれほどでもない』と言いつつ・・・・・・
戦友がいなくなってしまった寂しさや
第一志望校がスルリと指と指の間から抜け落ちてしまった空虚感
明後日また・・・・苦しい苦しい試験をこなさなければならない気の重さは
本人でなければわかりません


頑張れ!も
ファイト!も
言わないよ^^


この苦しさが必ず糧になるのだと・・・・・・
明日大阪へ受験に行く息子の背中に・・・
今は無言で伝えたいと思います

仕事に対する姿勢

2010-03-07 22:00:17 | 介護の仕事
管理者Yさんと話をしていて出てきた言葉
『仕事に対する姿勢の問題だから、本人が自覚しない限り改善しないかも・・・』



水分を摂取する際、むせてしまったり、あるいは上手に飲み込めない利用者さんに
《お茶ゼリー》を飲んでいただいています

高齢者の方にとって水分摂取はとても大事です

1日1000CC作ります

誰が作っても同じ固さに仕上がるように、分量と作り方は書いて貼ってあります。
それなのに、仕上がりが微妙に違う・・・・・


9月にこの仕事を始めたPちゃん
Pちゃんはお茶の出がらしで作っていることが多いのです(T_T)
複数の人から度々注意されていますが、本人はどこ吹く風
『そうでしたね~は~~~い』と一向に気に止めない様子

間違ってはいない
命に関わる事でもない
でも!美味しくないでしょう

Pちゃんはちょうど仕事をひととおり覚えたところで、最近では自分に自信もついて来たのでしょう
それは素晴らしいことだけど・・・・・。


話は飛んで近所のスーパーでの話
ここのレジ係さんの仕事ぶりを見ていて、《コレだ!》と思いました

レジを打ちながら品物を次々に精算カゴに入れていく・・・・・
この作業、私は絶対出来ないな~といつも感心するのですが

Aレジ係:とにかくポンポン入れるだけ。お~~い!サンマの上にじゃがいもや玉ねぎを載せないでおくれ~と叫びたくなる

Bレジ係:重い物を下に敷き詰めるように入れ上にパン等軽い物を。確かにサンマが潰れる事態にはなりませんが、その入れ方だとエコバックに詰め直す時、全部軽い物を出してから入れないといけなくて、大変なんだよね~

Cレジ係:重い物を片側から順番に入れ同時に軽い物をもう片方からも入れ、隙間の利用も上手、最後に潰れたら困る物を一番上に載せる。これなら詰め替えも楽です

仕事への姿勢ってこういう事なんだと思う

特に目立ったミスがあるわけではない
当然クレームが来たワケでもない
でも
自分が客の立場に立った時、どう接してもらいたいかを常に考えて仕事をしていく事

私たちは高齢者の方に
1日に必要な水分を摂取してもらう為に、日々工夫を重ねているわけです
拒否されてしまえば、次からは口をつけてもらえないかもしれない
嚥下障害のある方は同時に、コミュニケーションの取れない利用者さんが多いので
安易に考えてはいけない。

利用者さんによってはジュースなら飲む方もみえますが、毎回にするとカロリーの問題もあります
食事の時くらい、口腔内がさっぱりするお茶を召し上がっていただきたい

問題が起きないからOK!結果オーライではなく、より良いサービスを提供していくことが
大事。

入社半年のPちゃんに上手く伝わるよう、根気よく話して行こうと思います
そして自分もまた姿勢を正すチャンスなのかもしれません

待つ身は辛いね

2010-03-03 10:07:45 | 家族
先月25,26日、前期試験が終わり・・・ちょっと燃え尽き症候群気味な息子

後期受験校の赤本をやり始めたそうですが、モチベーションがイマイチだそう。
第一志望校の結果は3/10
長いね~~~~

合格の可能性3:7なのだそうです
3が合格。。。。ーー;




『数学全問出来た?』
さして興味もなかったのですが、話題が途切れたので聞いてみたら・・

『はあ?出来ないに決まってる!』
だそうです・・・・

『そういうもの?』
『そういうもの!』

『因みに何問?』
『6問』

『所要時間は?』
『2時間半』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

余計会話が途切れちゃいました・・・とさ^^;



ホワイトボードの落書き

2010-03-01 20:03:42 | 日記
            
             《卒業式》


あっという間の3年間でした
入学したのは昨日の事のよう・・・・・・

高校の卒業式は簡潔で1時間で終わりました


          《卒業証書授与》

肩が緊張してますね~^^;
代表で授与・・・・・・息子デス



最後に学年主任の先生から・・・・・・

 『私はいつも教室横にあるホワイトボードに連絡事項を書いていました。
  有り難いことにそのホワイトボードに、3年間落書きをされた事は一度もありません。
  先日、国公立の前期試験が終わった直後、私はこう書きました
  《君達にはまだ後期試験が残っている、気を引き締めて最後まで粘ってください》
  次の日見ると・・・その下に・・・・・《粘るよ》って書いてあったんです。
  それを見たらうれしくて、うれしくて》・・・』

先生のお話を聞き思わず胸が熱くなりました
高校生の卒業式で泣くとは想定外でしたが、涙が。。。。

厳しい先生で、保護者会では親も説教されたりしました
最後の最後まで、粘り強く指導してくださった先生の思いが伝わるエピソードでした

息子が帰宅したのは夕方4時でした

みんなと写真を撮ったり、おしゃべりをしたり・・・・・
ちょっと席を外した隙に、卒業アルバムにクラスメイトが寄せ書きもいっぱい書いてくれたと喜んでいました

人と交流するのが・・・・あまり
得意ではなく
誰とでも仲良くするタイプではない息子が・・・・

私はそんな息子を受け入れてくれた事が一番うれしい

ありがとう・・・・・みんな

後期試験は残っていますが、息子の人生最良の日になりました