11月27日(日)には、なかのZEROホールにて行われたオールチャイコフスキープログラムのコンサートに行ってきました
飯森範親氏の指揮による東京交響楽団の演奏、期待の若手ヴァイオリニスト・松本紘佳さんをソリストに迎えてのヴァイオリン協奏曲、そして演奏の合間には、青島広志さんの楽しいトークを交えた内容となっていました。
三大バレエ曲、ヴァイオリン協奏曲、交響曲第5番の第4楽章(通称チャイ5)と、チャイコフスキー好きにはたまらない、超名曲づくしのコンサートで、存分に楽しむことが出来て満足でした。
続いて、12月2日(金)に行ってきたのが、東京文化会館で開催された、キエフ国立フィルハーモニー交響楽団とイヴリー・ギトリス、川畠成道氏のコンサートです。
こちらは、川畠氏によるメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、ギトリス氏によるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、そしてドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」と、超豪華な演奏プログラムとなっていました。
イヴリー・ギトリスは、1922年生まれ、今年90歳を迎えるヴァイオリニストの大巨匠です。
ステージ上では、必ず演奏前に、ポケットからくしゃくしゃのティッシュを取り出して顔の汗を拭い、そしてそのティッシュで愛用のヴァイオリンを拭く というパフォーマンスで会場を沸かせてくれるんですよね。
さすがに体力がきつくなったのか、今回は椅子に腰掛けたままでの演奏になりましたが、演奏技術の方は、全く衰えを感じさせない素晴らしい演奏を披露してくれました。
そして、最後はお決まりの『浜辺の歌』を弾きながらステージを去っていきました
ギトリスの演奏会を聴くのは今年で3回目ですが、ぜひ来年も行きたいなと思っています