なでしこリーグを観戦した同じ日の夜には、サントリーホールにて開催された、ラン・ランのピアノリサイタルコンサートに行ってきました。
プログラムは、第一部がオールモーツァルトのソナタ、第二部がオールショパンのバラード(全4曲)となっていました。
モーツァルトのソナタは繊細で丁寧、ショパンのバラードはダイナミックで個性的な演奏といった印象でした。
正直、バラードの1番だけは、あまりにも表現が独創的過ぎて、個人的にはあまり好みの演奏ではなかったのですが・・・
ラン・ランは、中国出身の世界的に活躍する若手ピアニストで、北京五輪の開会式でも演奏を披露しました。
日本では、かの『のだめカンタービレ』で一躍注目を集めましたね
派手なパフォーマンスでも有名なラン・ランですが、この日も演奏後に魅せてくれましたよ~
アンコールですが、『子犬のワルツ』など3曲を演奏し、もう終わりだと思ったら、もう一曲モーツァルトの『トルコ行進曲』まで弾いてくれる大サービス
一曲弾き終わるごとに、会場中のお客さんに丁寧に頭を下げ、お客さんも皆スタンディングオべーションで大拍手
そしてなんと自分の汗を拭ったハンカチ(タオル?)を最前列の女性に手渡しプレゼント
ステージ下に集まった人たち全員にハイタッチのサービスまでしてくれて・・・
ホール全体が明るくほんわかした空気に包まれて、通常のクラシックコンサートでは見られないような雰囲気の中、会場を後にしました。
本当に楽しいコンサートでした