昨日は、『早稲田大学フィルハーモニー管弦楽団 第73回定期演奏会』を聴きに、東京文化会館まで行ってきました。
“炎のコバケン”こと、小林研一郎氏の指揮による定演は、04年の5月以来11年ぶりになります。
実はこの年は、我が家の息子も早稲田フィルの一員として、コバケンさんの指揮でマーラーの“巨人”を演奏させて頂いていました。
04年の時は、入場料800円で全自由席だった為、開場時間のかなり前から長蛇の列が出来ていて、開場と同時にホールの座席がほぼ満席に埋まってしまったことをよく覚えています。
そういう状況を考慮してか、今回は全席指定のチケットが販売されました。
息子に言わせると、大学オケでS席2500円は高すぎる とのことでしたが、昨日はホールの座席の9割方は埋まっていて、若い世代の観客も多く大盛況となりました。
11年ぶりのコバケンの指揮は、やっぱり凄かったです。
オケも細かいミスはあったものの、全体的によくまとまっていて、特に弦楽器の演奏は大学オケにしては素晴らしいなと思いました。
アンコールは用意してなかったとのことでしたが、マーラーの第4楽章の終盤の、管楽器全員が立ち上がる部分からフィナーレまでが演奏されました。
炎のコバケンにふさわしい、とても力強い、壮大で華やかな演奏の締めくくりとなりました。