子供を持つ母親であれば、必ず一度は避けては通れない、PTAの役員決め。
最近では、PTAの仕事に参加する毎にポイントが付く、ポイント制なるシステムが導入されていることを、今日放送された『ノンストップ!サミット』を観て、初めて知りました。
これは、一人に何度も役員を押し付けられたり、逆に一度も引き受けないなどの不公平を無くすために生み出された苦肉の策のシステムだそうです。
とはいうものの、特にフルタイムで働く母親にとっては、かなりの負担になるのは間違いないでしょうね。
思い起こせば20数年前、PTAの役員決めで、専業主婦でしかも一人っ子ということで当然の如く、校外委員を皮切りに、学級代表、音楽クラブのお世話役と、毎年何かしらの役員を引き受けることとなりました。
これだけでは済まず、夏祭りや新年の行事や40周年記念行事にまで、臨時の助っ人として借り出されたりもしました。
一通りの役員をこなしましたが、一方、同じような境遇なのにもかかわらず、ただの一度も役員を引き受けないまま6年間済ませてしまった人もいました。
これって、本当に不公平ですよね?
番組のゲストが、「報酬制にしたらどうか」と意見を述べていましたが、それも一つの策かもしれませんね。
息子の通った公立小では、放課後に子供達の為に校庭解放をしていて、校庭で遊ぶ子供達を監視する仕事をPTA役員の仕事とは別枠で募集していたのですが、こちらは毎年あっという間に引き受け手が決まっていました。
なぜかとというと、時給1,000円の報酬が出たからです。
学級代表や広報委員、校外委員の仕事は、なかなか引き受け手が決まらないのに、校庭解放だけは我先にと応募が殺到したというわけです。
なので、いっそのこと、PTA役員を引き受けてくれた人には、多少なりとも報酬を与えるようなシステムにしてしまったらどうなんでしょうかね。
まあ、そうなったら、お金を貰っているんだからもっとちゃんと仕事しろ!などとクレームも出てくる心配もあるかもしれませんが・・・
本当にいつの時代もPTA役員決めは、親を悩ます難しい問題ですね。