昨日の『相棒セレクション・相棒2』では、シーズン3の第15話『殺しのピアノ』が放映されていました。
ゲスト犯人役の吹越満さん演じるピアノ調律師がコンサートホールの舞台上で殺人を犯し、水谷豊さん演じる杉下右京さんが犯人を次第に追い詰め自白させるというのが大まかなあらすじですが、このドラマでは、水谷さんが実際にピアノを弾くシーンが出てきます。
水谷さんが弾いた曲目は、ショパン作曲『英雄ポロネーズ』です。
実際にオンエアされた音は、別のピアニストが弾いたものだと思われますが、ちゃんと弾いていることは間違いないようです。
この『英雄ポロネーズ』ですが、水谷さんが77年に主演したドラマ『赤い激流』の中でも彼が弾いていた曲なんですよね・・・
この他にもリスト作曲『ラ・カンパネラ』、ベートーヴェン作曲『テンペスト』(ピアノソナタ第17番第3楽章)も同じく演奏するシーンが登場して注目されました。
水谷さんは、このドラマでピアニスト役を演じるまでは、ピアノは全く弾けなかったそうですが、自宅にピアノを買い込んで猛特訓に励んだとの事でした。
この時も、実際のピアノの音は本職のピアニスト(羽田健太郎氏)の演奏によるものでしたが、水谷さんの腕前の方もなかなかのものだったらしいです。凄いですよね!
相棒でのピアノを弾くシーンを見て、少し猫背気味に演奏する姿が『赤い激流』の時とちっとも変わってなくて、何だかちょっぴり嬉しくなりました