先週開催された『第49回青梅マラソン』は好天に恵まれ無事に終了しました。
開催前日には、青梅市総合体育館にて、高橋尚子さんとエリックワイナイナ氏によるスペシャルトークショーが行われました。
画像は、マラソン当日にケーブルテレビで放送されたものを写しました。
そのスペシャルトークショーの内容を少しだけUPしてみようと思います。
まず、マラソン前日の食事について。
前日は、炭水化物のパスタもいいけれど、お二方の場合は、いつもうどんを食べるそうです。
ちなみに野口みづき選手は普段通りの食事を、ヌデレバ選手はパスタを、川内優輝選手はなんとカレー4杯食べるそうです。すごいですね!
続いて、高橋尚子さんが、コース中の給水についてアドバイスをしてくれました。
給水のコップを取ると、走りながらなので半分こぼれてしまうし、飲もうとすると鼻に入ってしまって半分しか飲むことができないそうなんです。
これを避けるための方法として、コップをつぶして上半分を折り曲げてフタのようにするとこぼれなくなるので、その折り曲げたフチの隙間からストローのように水を飲む方法を実演してみせてくれました。
更に、給水は最初の1回目から必ず摂ること。
喉が乾いたと思った時はもう脱水が始まっているので遅いそうです。
走り込んで体がヒートアップすると怪我もしやすくなるので、給水の水が少し残ったら、体のだるい部分に少しだけかけると疲労回復になるのでいいそうです。
但し、厚着の場合は水をかけると体が冷えてしまうので、首筋だけにかけるとかした方がよいとのことでした。
また、青梅マラソンは行きが上り坂が多く、帰りが下りとなっているため非常に過酷なコースと言われていますが、下りの走り方についてのアドバイスも高橋さんが伝授してくれました。
高橋さんは、下りの時は「私は小石・・・」とイメージしながらいつも走るそうです。
つまり丸い小さな石がころころ転がり落ちていくようなイメージで走れば、より足に負担がかからないなめらかな走りが出来るからなんだそうです。
高橋尚子さんとワイナイナさんのトークショーで、勇気づけられたランナーたちもたくさんいたことでしょうね。
お二方の笑顔、輝いていました