書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

祐子内親王家紀伊

2010-07-06 08:48:39 | Weblog
音に聞く たかしの浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ 

その方面で噂の高い貴方のことです、変なことになったら泣くのはこの私ですから

祐子内親王家紀伊(?~?)
後朱雀天皇の皇女祐子内親王の女房。一宮紀伊、紀伊君とも呼ばれる。従五位上民部大輔春宮亮平経方の娘? 藤原師長の娘である堀河院御乳母典侍紀伊三位師子と同一人物?
母は祐子内親王家小弁。紀伊守藤原重経(素意法師)は兄?夫?
1056年「皇后宮春秋歌合」から、1113年「定通朝臣家歌合」までの歌合への出詠が確認されている。
「後拾遺和歌集」などの勅撰和歌集に29首入集。家集に「一宮紀伊集」がある。