村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 霧立ちのぼる 秋の夕暮れ
さっと通り過ぎた村雨が残した露がまだ乾ききっていな い木の葉のあたりにはもう霧がたちのぼっている。 ものさびしい秋の夕暮れだなぁ。
寂蓮法師(1139?~1202)
藤原氏北家長家流、阿闍梨俊海の子。母は未詳。おじ俊成の猶子となるが俊成に実子定家が生まれたのを機に30歳代で出家。
御子左家の中心歌人として活躍多くの歌合せなどで名を馳せ、定家・良経・家隆ら新風歌人と競った。
「新古今和歌集」の編者となるが完成前に没する。
さっと通り過ぎた村雨が残した露がまだ乾ききっていな い木の葉のあたりにはもう霧がたちのぼっている。 ものさびしい秋の夕暮れだなぁ。
寂蓮法師(1139?~1202)
藤原氏北家長家流、阿闍梨俊海の子。母は未詳。おじ俊成の猶子となるが俊成に実子定家が生まれたのを機に30歳代で出家。
御子左家の中心歌人として活躍多くの歌合せなどで名を馳せ、定家・良経・家隆ら新風歌人と競った。
「新古今和歌集」の編者となるが完成前に没する。