ヘンリー王子夫妻 3日間で約3800万円? NY滞在費用が物議 王室専門家が苦言
9月末の米ニューヨーク訪問で大きな注目を集めたヘンリー王子とメーガン妃。米同時多発テロ跡地や国連本部などでキーパーソンたちと会談し、最後のチャリティライブ「グローバル・シチズン・ライブ」ではセントラルパークで6万人の観衆に呼びかけた。しかし、妃のゴージャスなファッションや帰路のプライベートジェット使用が一部の物議を醸す中、全体費用の概算が25万ポンド(約3800万円)に上るとの見方も浮上。英の有名ジャーナリストは2人の金満ぶりを痛烈に非難している。 【写真】メーガン妃 総額は約917万円! ゴージャスすぎるNY滞在中の5コーデ ◇ ◇ ◇
「利益のために自分たちのポジションをまだ使っている」と専門家
政治家らとの会談に加え、メーガン妃の厚着スタイルやドキュメンタリー撮影班の同行疑惑など、話題に事欠かなかったヘンリー王子夫妻のニューヨーク訪問。英雑誌「クローサー」が掲載した記事によると、その滞在費用は概算で何と25万ポンドに達したという。 その内訳はまず交通費だ。ロサンゼルスとニューヨーク間のプライベートジェットは往復で最低でも15万ポンド(約2270万円)。さらにニューヨーク内の移動は運転手込みで1万ポンド(約151万円)かかるという。 またダイアナ元妃も利用した「ザ・カーライル ア ローズウッド ホテル」の宿泊費は3泊で1万3500ポンド(約204万円)。そこに1万ポンド(約151万円)の警備費と個人的に雇った写真家マット・セイルズのギャラ6800ポンド(約103万円)、衣装代6万700ポンド(約917万円)を加えた総額だ。無論、見積もった額の単純な合計であり実際は何らかの提供などもあるだろうが、“一般大衆には想像もつかない豪華さ”という規模感の目安にはなる。 ところがその一方で、王子夫妻が訪問の最後に出演したチャリティライブで訴えたのはワクチンの公平分配。妃は「10か国ほどのリッチな国にしかワクチンが行き届いていない。これは不公平」と声を大にした。しかし2人の金満ぶりは皮肉にも、そうした世界の貧富の差の不公平を象徴するものになったともいえる。
ラーコム氏「これでは一般大衆が彼らの説教に耳を傾けるわけがない」
そこで、英大衆紙「ザ・サン」の元王室担当編集者で現在は王室作家兼ジャーナリストのダンカン・ラーコム氏は「クローサー」誌に対し、「3泊の旅行にその金額を費やしながら貧困について説教することはバカげています」と痛烈に批判した。 「メーガン(妃)が(ハーレム地区の)学校を訪問した際、非常に高価な金額の衣類を着ていたのは非常に不適切でした。こうした金満は彼らが発するメッセージと真逆の行為。これでは一般大衆が彼らの説教に耳を傾けるわけがありません」 妃が学校訪問で着用した「ロロ・ピアーナ」のカシミアコートは4200ポンド(約63万5000円)。そこで妃は、初の著作である児童書「The Bench(ザ・ベンチ)」を朗読した。この行為に対しSNS上では「貧困で苦しむエリアの学校に着て行くものではない。完全に一般の感性とずれている」という憤りにあふれた投稿が出現したという。 さらにラーコム氏は「彼らはロイヤルであることをやめましたが、利益のために自分たちのポジションをまだ使っています。彼らが考える“現代の王室”を作ろうとしているようです。しかし、彼らはそうした新しいアイデンティティが慈善活動とセレブ活動のどちらに焦点を合わせているのか、その決断を下さなければいけません」ときっぱり忠告。“金満をやめるか、慈善事業をやめるか”の明快な二者択一を突き付けていた。
森昌利/Masatoshi Mori
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キャサリン妃 メーガン妃の不在で「非常にリラックスしている」 専門家の指摘が話題
ウイリアム王子との結婚生活も今年4月で10周年を迎え、王室内での存在感をますます高めるキャサリン妃。最近では映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のワールドプレミアで披露したゴールドドレスで大きな注目を集め、公務先でのはつらつとした姿も話題になった。専門家によると、そうした姿にはメーガン妃の“王室引退”が影響しているという。
【写真】キャサリン妃 メーガン妃の不在でリラックス? チャールズ皇太子夫妻と出席した映画イベントでの様子
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キャサリン妃は「本来の自分に戻っている」と専門家
キャサリン妃が最近の公務で見せている様子について言及したのは、ヘンリー王子の自叙伝作家として著名なアンジェラ・レヴィン氏。英大衆紙「デイリー・エクスプレス」は、英ニュース専門局「GB News」に出演した同氏のコメントを紹介している。 レヴィン氏は番組で、キャサリン妃がメーガン妃について唯一安堵しているのは、「彼女(メーガン妃)がもはや“ワーキング・ロイヤル(公務を実施する主要な王族)”ではないことでしょう」と推測した。 その根拠は、キャサリン妃が最近の公務で見せている様子だという。レヴィン氏は、メーガン妃が王室から引退したことで、キャサリン妃が「本来の自分に戻ることができた」と主張。「非常にリラックスしているように見えます」として、キャサリン妃だけでなく夫ウイリアム王子も同じ思いではないかと推察した。 レヴィン氏の発言に対し番組司会者のトニア・バクストン氏も、先月末に開催された『007』最新作ワールドプレミアにおけるウイリアム王子夫妻の様子に触れ、「リラックスできているから2人は自信にあふれ、幸せそうでした」と賛同した。 さらに「ウイリアム(王子)とケイト(キャサリン妃の愛称)の間は愛であふれており、エゴがまったくありません。あのドレスを着たケイトは他のハリウッドスターたちよりも美しく、ウイリアムも実に誇らしげでしたよ」と述べ、現在の心理的な状態が外見的な美しさにも良い形で影響していることを示唆した。
森昌利/Masatoshi Mori
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