8月4日、メーガン妃が38歳の誕生日を迎え、ヘンリー王子が、夫妻の公式インスタグラムで妻の誕生日を祝福。メーガン妃のポートレート写真と愛に満ち溢れたコメントを投稿したことは大好評だったようで、投稿から約18時間で、110万件を超えるいいね!がクリックされているが、その一方で、今回の行為によってメーガン妃の評判をさらに落とすことになってしまったようだ。
ヘンリー王子が選んだのは、昨年10月、2人が初めてオセアニア外遊をした際に、トンガで撮影されたもので、アップにしたヘアスタイルに、ヴェロニカ・ベアードのブルーのシャツドレスを着て満面の笑みを浮かべたメーガン妃が、膝を組んで椅子に座っているショットだ。
5月に第1子が誕生したばかりとあって、「僕の素晴らしい妻へ 僕とこのアドベンチャーを共にしてくれてありがとう。愛をこめて H(ヘンリー)」とアツアツのメッセージを送っている。
インスタグラムでの誕生日の祝福については、6月21日のウィリアム王子の誕生日や、7月22日のジョージ王子の誕生日の際に、ヘンリー王子夫妻が写真なしのコメントだけで祝福したことに、「冷たい」「未来の国王に対して失礼すぎる」「自分ばかりで愛情がない」「不仲説が露呈」といった非難の声があがっていたが、今回ヘンリー王子主導で行ったインスタでの祝福は、写真を使うことが明らかになったことで、「やっぱり非情なことをするのはメーガン妃だったのね」「ヘンリー王子なら、噂通り兄のウィリアム王子と不仲でも、甥っ子のジョージ王子にまでは非常識なことはしないでしょう」「年上のメーガン妃の尻に敷かれっぱなしで残念」「メーガン妃は人の言うことも聞かないし、気にしないのよ」といった諦めと非難の声が寄せられている。
NY在住/JUNKO
エリザベス女王(95)が英ウェールズの議会開会式に出席し、世界のリーダー達に苦言を呈する場面が見られた。女王は気候サミットに出席しないリーダー達を「口先だけで行動に移さない」と批判、そんな彼らに対し「苛立ちを覚える」と述べた。
現地時間14日に英ウェールズのカーディフで開催したウェールズ議会の開会式に、エリザベス女王がチャールズ皇太子、カミラ夫人を伴って出席した。
その様子はライブ配信されたが、その中で女王がカミラ夫人や議長のエリン・ジョーンズ氏と立ち話をする場面が映された。映像では3人の会話がはっきりと聞き取れないため、英紙『Daily Mirror』の王室担当編集者ラッセル・メイヤー氏が字幕付きの動画をツイートした。
女王は、現地時間31日にスコットランドのグラスゴーで開幕する気候サミット「COP26」について王室メンバーを伴って出席することに言及したようで、「驚くべきことです。COPのことは以前から聞いていますが、いまだに誰が来るのか知りません。まったく分からないのですよ」と言い、サミットに来ない世界のリーダー達に対する不満を露わにした。
女王は深刻な表情で「私達が知っているのは、出席しない人達のことだけです。話しているだけで実際には行動しないなんて、苛立ちを覚えますね」と言いながら、黒い手袋をはめた左手を振って怒りを表していた。
隣に立つジョーンズ氏は「その通りです。今こそ行動を起こす時なのですから」と同意し、「私は今朝のテレビで、あなたのお孫さんが『宇宙に行く必要はない。地球を救わなければならない』と言っている場面を見ました。私達は地球を救うべきなのです」と話している。
すると突然、女王は笑顔になり「ええ、その記事を読みましたよ」と嬉しそうに答えた。
女王の孫ウィリアム王子はBBCのポッドキャストで気候問題に関するインタビューを受けた際、宇宙旅行をする億万長者を強く批判しており、ニュースでも大きく取り上げられていた。
女王がプライベートな会話をする姿に、SNSでは王室ファンからさまざまな意見があがった。
「さすが、女王は気の利いた言い回しのできる方だ。95歳でありながら、世界で起こっていることを的確に把握していらっしゃる。」
「ありがとう、エリザベス。実名で呼ばせてもらうのは、あなたが地球上の人々と同様に1人の人間であるからです。」
「女王の言うとおりだ。よく言ってくれた!」
一方で、「クイーンが私的な会話をしている最中、おせっかいな奴に盗み聞きされてしまった」「フィリップ王配が言いそうなことだね」「ヘンリー王子夫妻を省いたあなたの家族は、パンデミック中に何台のプライベート機を使ったの? まずはあなたの滅茶苦茶な家族を何とかして!」と皮肉めいたコメントも寄せられている。
この日、ピンクのロングコートと同色の帽子を身にまとって現れた女王は片手に杖をつきながら歩いていた。2日前の現地時間12日には、17年ぶりに杖を使用して英ウエストミンスター寺院の礼拝に出席したことが話題になったばかりだった。
画像は『The Royal Family 2021年10月14日付Instagram「The Queen, The Prince of Wales and The Duchess of Cornwall attended the Opening of Welsh Parliament, @seneddwales , this morning.」』『Russell Myers 2021年10月14日付Twitter「NEW: The Queen has hit out at world leaders of countries including China, Russia and Australia for failing to commit to next month’s United Nations Climate Change conference (COP26) in Glasgow」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
ウィリアム王子が気候変動についてのインタビューに応じ、ロケットによる宇宙旅行を企画する億万長者を批判した。王子は「世界で最も優れた頭脳は宇宙旅行ではなく、地球の修復に使うべきだ」と述べ、宇宙飛行には「全く興味がない」と斬り捨てた。
ウィリアム王子が現地時間14日配信のポッドキャスト『Newscast』にゲスト出演し、現地時間17日に開催される第1回「アースショット賞(Earthshot prize)」のプロモーションを行うとともに、気候変動について語った。
王子が2020年にローンチした同賞は、世界の環境問題を解決する革新的なアイデアを提案する5団体や人々に総額5000万ポンド(約78億円)の賞金を授与するプロジェクトだ。2030年までに少なくとも50の主要な環境問題の解決策を見つけることを目的に、毎年100万ポンド(約1億5500万円)の賞金が5団体または人物に授与される。
インタビューに応じたウィリアム王子は「僕達はこの地球を修復するために、世界で最も優れた頭脳と精神を必要としているのです。次に旅行したり住む場所を探すことではありません」と宇宙にロケットを送り続ける人々を強く批判、「地球を救うことを諦め、宇宙に行って未来のための解決策を考えることより、この地球に焦点を当てることの方が非常に重要なのです」と述べた。
現地時間13日には、米アマゾン創業者ジェフ・ベゾス氏が設立した宇宙開発ベンチャー企業「ブルーオリジン」によるロケットが打ち上げられたばかりだ。宇宙船には人気SFシリーズ『スタートレック』でカーク船長を演じた俳優ウィリアム・シャトナー(90)が3人の宇宙飛行士とともに搭乗し、過去最高齢での宇宙旅行を実現した。
このほか英ヴァージン・グループ創業者リチャード・ブランソン氏は宇宙関連企業「ヴァージン・ギャラクティック」を設立、米テスラの最高経営責任者(CEO)イーロン・マスク氏は宇宙開発企業「スペースX」を創業するなど、世界の名立たる億万長者達が続々とロケットを宇宙に打ち上げている。
ウィリアム王子はこうした宇宙旅行について「まったく興味がない」と明かし、「宇宙飛行にかかる炭素コストが根本的問題である」と指摘した。
さらに「若者の間では気候変動に対する不安が高まっています。基本的に彼らの将来はずっと脅かされているのです」と言い、「本当にゾッとします。非常に不安な気持ちにさせられますよね」と述べた。
そんな王子は何十年も前から気候変動について語ってきた父チャールズ皇太子の影響で地球環境に興味を持つようになったと明かしており、「父は苦難の道を歩んできました。父にとって、厳しい道のりでした」と加えた。
そして大人達には「屋外で過ごすことがどれほど大切で、未来の世代から何を奪っているのかを思い出してほしい」と呼びかけ、「もしも30年後に息子のジョージがここに座り、環境問題について語っていたとしたら最悪ですよね」と話した。
画像は『The Earthshot Prize 2020年10月8日付Instagram「Welcoming our #EarthshotPrize Council Members – who every year, will award The Earthshot Prize to the five winners」』『Jeff Bezos 2021年10月13日付Instagram「Bill, Audrey, Chris, Glen – you’re about to share an experience that will forever change how you view the world. Godspeed. This is how it starts.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
エリザベス女王(95)が、ロンドンのウェストミンスター寺院で行われた礼拝に杖をついて出席した。女王が杖を使って歩く姿が目撃されたのは、膝の手術を受けた2003年と回復後の2004年以来17年ぶりとなる。今回は健康上の問題ではなく「心地良さのため」に杖を使用したと報じられている。
エリザベス女王が現地時間12日、娘のアン王女(71)と共にウェストミンスター寺院で開催した王立英国在郷軍人会の100周年を記念する感謝礼拝に出席した。
この日、寺院前に到着したリムジンから女王が降りると、付き添ったアン王女から杖が手渡された。女王はブルーのロングコートと同色の帽子を身にまとい、黒い手袋と靴を合わせていた。片手には女王のシグネチャーとして知られる黒いハンドバッグを提げ、片手には手渡された杖をついて寺院の入口へと向かった。
女王は杖に頼り切らず自由に歩いている様子だったが、従来の西側扉ではなく詩人コーナーの入り口を経由した近道から入場した。
このたび女王が杖を使ったことについて、米メディア『Page Six』の情報筋は「女王の心地良さのためです」と明かした。女王に怪我や健康上の問題があるかについては明らかではないが、寺院の入り口が石畳であり平坦ではないことが女王の決断に影響を与えたともみられている。
エリザベス女王が公の場で杖を頼りに歩く姿が見られたのは、およそ17年ぶりのことだ。女王は2003年10月、ロンドンのキングエドワード7世病院で右膝の手術を受けた。手術の翌日に退院した際には、頑丈な杖を使用していた。
退院してからの女王はサンドリンガムの私邸で療養生活に入り、2週間後には木製の杖を使用して現地で行われた礼拝に出席した。その数日後には調整可能な杖を使いながら、サンドリンガムの敷地内に設置されたブロンズ製のゲートの除幕式に出席した。そして2004年1月には、今回と同じ杖を持って歩く姿が目撃されている。
今回の礼拝で女王が使用した杖について、ロンドンを拠点とする「Walking Sticks & Walking Canes」のオーナー、ポール・シモンズ氏は「珍しい取っ手が付いています。使い心地が良いようで、女王がこのような機会に歩く時の杖のようですね」と『Daily Mail Online』に解説している。
画像は『The Royal Family 2021年6月2日付Instagram「Her Majesty The Queen will celebrate her Platinum Jubilee from Thursday 2nd – Sunday 5th June 2022」、2021年10月12日付Instagram「The Queen, accompanied by The Princess Royal, attended a special service at Westminster Abbey this morning to mark the centenary year of @royalbritishlegion.」』『The Royal Family 2021年10月12日付Twitter「The Queen, accompanied by The Princess Royal, attended a special service at @WAbbey this morning to mark the centenary year of @PoppyLegion.」』『Westminster Abbey 2021年10月12日付Twitter「Earlier today, HM The Queen and HRH The Princess Royal were at the Abbey for a service of thanksgiving marking the centenary of the Royal British Legion.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)