ヘンリー王子夫妻 エリザベス女王の祝典”代替イベント”を計画か 専門家が推測
“王室引退”後のヘンリー王子夫妻が揃って英国に帰国するなら、来年に予定されているエリザベス女王の在位70周年祝賀行事(プラチナ・ジュビリー)に合わせることが有力視されてきた。しかし王室専門家は、王子夫妻が独自の方法で女王を祝う可能性を推測。「米国でプラチナ・ジュビリーの代替イベントを開くのでは」というその内容が話題になっている。 【写真】エリザベス女王はメーガン妃がお気に入り? キャサリン妃といる時と女王の表情が違うと比較されて話題になったことも ◇ ◇ ◇
チャリティイベントを開催? 「多くの人が嘲笑する」と懸念も
エリザベス女王が即位70周年を迎える2022年、英国では祝賀イベント「プラチナ・ジュビリー」が盛大に開催される予定だ。英国政府はすでに6月2日から5日までの4日間を特別祭日に指定しており、まさに国を挙げて女王の偉大な功績を祝うことが決まっている。 “王室引退”したヘンリー王子夫妻の参加は今のところ明らかになっていない。ところが英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、王室コメンテーターのニール・ショーン氏が自身のYouTubeチャンネルで王子夫妻による驚きの計画を推測したという。 それは王子夫妻が女王のプラチナ・ジュビリーを祝うために、米国でチャリティイベントなどを開催する可能性があるというもの。同氏は次のように語っている。 「メーガン(妃)とハリー(ヘンリー王子の愛称)に親しい、とても信頼できる情報源によると、彼らは(王子夫妻がもし英国での祝賀行事に参加しないのであれば)プラチナ・ジュビリーを代替するお祝いを自分たちで計画する可能性があります」 同氏によれば、米国でも多くの人々が女王即位70周年をお祝いするとみられている。そこで、王子夫妻も大規模なガラパーティーやコンサートなどのイベントを主催して、自分たちが関わる慈善事業だけでなく、女王が力を入れているチャリティのためにも資金を集めようと考えているとの見方を示した。 同氏はこの可能性について「多くの人がこのことを嘲笑するかもしれません。しかし、ハリーは自分の祖母が長い間王位に就いていたことを祝う権利があります」とも述べている。
Hint-Pot編集部
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9月末、米ニューヨークで開催されたチャリティライブに出演し、大歓声を浴びたヘンリー王子夫妻。しかしプライベートジェットの利用をはじめとした、相変わらずの“金満ぶり”も話題に。特にメーガン妃がラグジュアリーなスタイルで貧困層が多く住むとされるハーレム地区の小学校を訪問したことには批判の声が寄せられた。一方、ウイリアム王子の妻キャサリン妃は先日の公務でリーズナブルな価格のドレスを着回し。2人の妃のファッションに表れた明確なポリシーの違いについて、オーストラリアの王室専門家がすかさず反応した。
【写真】メーガン妃 80万円超の厚着が指摘されたハーレム地区訪問 キャサリン妃はプチプラドレスで「スマート」 豪記者が指摘したファッションを比較
【写真】メーガン妃 80万円超の厚着が指摘されたハーレム地区訪問 キャサリン妃はプチプラドレスで「スマート」 豪記者が指摘したファッションを比較



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豪王室ジャーナリストのコラムが話題に
メーガン妃は先日のニューヨーク訪問中、連日の豪華ファッションで注目を集めた。2日目には貧困層が多いとされるハーレム地区の小学校を訪問。その際に着用したコートとパンツの総額は日本円にして約83万円と報じられている。 物議を醸したメーガン妃の訪問から間もなく、キャサリン妃は対照的なファッションを披露した。現地時間5日、「ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン」を訪問。妃はかねてより英国の幼児教育の発展に力を入れており、子どもたちの発達を調査研究している同大学の研究員と面会した。妃は「ザラ」のグレンチェック柄ドレスを着回し。英紙によると、価格は89.99ポンド(約1万4000円)で、最終的には15.99ポンド(約2500円)まで値下げされたそうだ。 王室ジャーナリストであるダニエラ・エルザー氏は、2人のファッションについて豪ニュースサイト「news.com.au」にコラムを寄稿。「ケイト・ミドルトン(キャサリン妃)が着用した29ドルのザラのドレスはメーガン(妃)・マークルの失態を明らかにした」との見出しで、メーガン妃は「道を誤った」のに対し、キャサリン妃は「スマートな戦略を見せた」と指摘した。 確かに2人が披露したコーディネートの良し悪しは、写真を見ても明らかだ。ヘンリー王子夫妻のニューヨーク訪問中は、天気が良く夏を思わせる気候だったとされる。そんな中でのあのコート姿は少々暑苦しく見える上に、着膨れした印象だった。 キャサリン妃は、まさに近代的なプリンセスを体現したような出で立ちだった。颯爽としたその姿は訪問先の学生も思わず真似したくなったかもしれない。真のロイヤルであれば2000円台中盤までディスカウントされたドレスを着ても、やはり高貴に見えるということなのだろう。
森昌利/Masatoshi Mori
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著者:森 昌利
タグ: メーガン妃, キャサリン妃, 森昌利, ロイヤルファミリー

一番売れたのはブルーの小花柄ラップドレス 英紙報じる
メーガン妃と並んで度々、英王室のファッション・インフルエンサーと言われてきたキャサリン妃だが、ここに来て歴然とした差が付いているという。今回のロックダウン中、その影響力はメーガン妃の3倍に及んでいたことが明らかになった。キャサリン妃が着用した中で一番売れたのは、ブルーの小花柄のラップドレスで、これは昨年のクリスマスカードでも着用していたものだった。
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英大衆紙「デイリー・メール」が掲載した記事によると、2017年にヘンリー王子との婚約を発表して、王室ファッションに絶大な影響力を及ぼしてきたメーガン妃だが、“王室引退”を機にそのパワーが著しく下落。一方、キャサリン妃の影響力が大きく増しているという。
この状況についてスタイリストのジェシー・スタイン氏は、「メーガン妃はロックダウン中、王室を離れたこともあり、かなりドレスダウンしてチャリティに参加しています。また動画でも目を引くようなファッションを見せていません。一方、キャサリン妃はエレガントなドレス姿で動画に登場して、プリンセスらしい華やかさを一般の目に披露しています」と解説。
「メール」紙によると、キャサリン妃が着用した16アイテム中、14アイテムがオンラインで売り切れ。対するメーガン妃は6アイテム中、売り切れたのはたったの1アイテムという結果になった。
そんな大人気のキャサリン妃のファッションで今回最大の売り上げに結び付いたのは、淡いブルーに白の小花柄が入ったラップドレス。昨年のクリスマスカードでも着回しているこの英ブランド「ボーデン」のドレスは60ポンド(約8220円)というお手頃価格なこともあり、飛ぶように売れ、あっという間に売り切れたという。
キャサリン妃がビデオ通話に登場した際の服装を並べると「虹色」になると、ロイヤルファンの間で話題にもなっていた。虹は「NHS(国民保健サービス)」の支援のシンボルだと言われている。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)
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【写真】キャサリン妃 ロックダウン後に一番売れたブルーの小花柄のラップドレス さっぱりとしたヘアスタイルも素敵すぎる

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【写真】キャサリン妃のロックダウン後のファッションレビュー 「虹色」になるという色鮮やかなコーディネートの数々
