アフガニスタン北東部クンドゥズ州のモスクで発生した爆弾テロ事件および、多数の礼拝者の殺害を受け、イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師がメッセージの中で、この大罪の実行犯の処罰および、こうした惨事の再発防止を求めました。
8日金曜正午、クンドゥズ州にあるモスクで発生したテロ攻撃により、シーア派教徒の礼拝者らを含む数百人が死傷しました。
この攻撃の数時間後、テロ組織ISISが犯行声明を出しています。
ハーメネイー師は9日土曜、メッセージの中で、「隣国たるアフガンの体制責任者および同胞らに対しては別途に、この大罪を起こした冷酷な実行犯を処罰し、必要な措置を講じてこうした惨事の再発を防止することが期待される」と述べました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ
-
<iframe src="https://media.parstoday.com/video/4by612b74885d01ybo4" width="100%" height="100%" frameborder="0" scrolling="no" allowfullscreen=""></iframe>
アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相と、アサド・シリア大統領が地域情勢や両国関係に関して協議し、意見交換を行いました。
ファールス通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は9日土曜正午、今回の外遊ロシア、レバノンに続く3番目の訪問国としてシリア・ダマスカスに到着し、アサド大統領と会談しました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相は、アサド大統領との会談で、「状況は、シリアに有利に変わってきている」と述べています。
また、「我々は、持続可能な経済発展計画を思案しており、仮にわが国に対する圧政的な制裁が続行されたとしても、それを追求するつもりだ」としました。
さらに、アフガニスタン情勢に対するイランの政策について説明し、「我々は、現支配勢力・タリバンを含むアフガンのすべての関係勢力とやり取りしており、彼らに包括的政権の結成を呼びかけている」と語っています。
一方、アサド大統領もこの会談で、「米軍のアフガン撤退は、新たな枢軸の出現および、西側枢軸の凋落・没落のしるしである」とし、「イランはアフガン情勢が成功裏に収束すべく、アフガンの近隣諸国や、これに関して役割を担っているそのほかの諸国とともに協議に入る必要がある」としました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ
世界銀行が、今年のイラン経済の成長率が好ましい水準にあるとし、今年は2.1%に達するとの予測を発表しました。
世界銀行は、西アジア諸国、北アフリカ諸国の経済状況に関する最新報告の中で、「イランの経済は今年、2.1%の成長を遂げており、これは昨年に比べて、好ましいものと見なされている」としています。
なお、同銀は、昨年のイランの経済成長率を1.7%と発表していました。
世界銀行はまた、西アジア及び北アフリカ諸国は、世界市場での石油価格変動の影響により、経済分野での一連の浮き沈みに直面するだろう、と警告を発しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ
-
<iframe src="https://media.parstoday.com/video/4by67155d581bf1yban" width="100%" height="100%" frameborder="0" scrolling="no" allowfullscreen=""></iframe>
アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が、核合意復活を目指すオーストリア・ウィーンについて、「我々は協議には復帰するが、時間の浪費はしない」と語りました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相は8日金曜、レバノン首都ベイルート訪問終了にあたり記者会見し、「わが国の第13期政権にとって、核合意におけるイラン国民の権利と利益の完全な確保は極めて重要である。このため、アメリカを含む相手側から、自身の完全な責務履行復帰というアメリカの真剣な意志のしるしを、我々は受け取る必要がある」と述べています。
また、「アメリカの行動が、自身および英仏独欧州3カ国の責務への完全復帰というものであれば、ウィーン協議への復帰は楽観視できるだろう」としました。
さらに、「地域の諸国や諸国民は、彼らに対するアメリカの経済戦争が戦果を挙げることを許さないだろう」と語っています。
そして、「イランは今後とも地域で建設的な役割を果たしていくとともに、地域内での地域単位の協力や対話こそが、地域発展に寄与する重要な秘訣だと考える」と述べました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相は、今回のレバノン滞在中に同国の大統領や国会議長、首相、外相らと会談し、地域や世界の最新情勢および両国間の関係について協議しました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ