ヘンリー王子の再帰国と除幕式出席「完全にあり得ない」 英紙調査で8割が拒絶
著者:森 昌利

来たる7月1日に予定されているダイアナ元妃生誕60周年の銅像除幕式。生前の住居だったケンジントン宮殿の一角、元妃が愛した庭とされるサンクン・ガーデンで、忘れ形見のウイリアム王子とヘンリー王子が銅像お披露目に華を添える予定だという。しかし、3月の暴露インタビューなどの余波で、英国内ではヘンリー王子の出席に反対の大合唱が起きている。
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「どんなことがあっても帰国の必要はない」という手厳しい意見も
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」は1日、「ヘンリー王子はダイアナ元妃の銅像除幕式に参加すべきか」の設問で調査を実施。読者5554人の80%に当たる4463人が「NO(出席するべきではない)」と回答した。「YES(出席すべき)」はわずか19%(1009人)となり、妻のメーガン妃とともに一方的な暴露や主張を繰り返したヘンリー王子に“拒絶”を示す人は多いようだ。
さらに、調査ページのコメント欄には「どんなことがあっても英国に帰ってくる必要はない」というストレートなものが。また王子の帰国に「まったく興味がない」とバッサリ切り捨てる意見や、銅像除幕式出席は「完全にあり得ない」とする厳しい意見が続いた。
実母の生誕60周年を祝う晴れの日というのに、次男に出席を許さないという国民感情は尋常ではない。しかし、それも英国では「実の家族に対する裏切り行為」ととらえた国民が多かったからか。暴露インタビューの波紋がそれだけ大きかったということだろう。
フィリップ殿下の葬儀で帰国した際には「王室メンバーの4分の1から冷たい対応を受けた」という報道もあった。だが今回の調査結果は、一般国民の対応もかなり冷たいことを明らかにした。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)
第1子出産から間もないベアトリス王女 子ども連れで初散歩する姿が話題「光り輝いていた」
著者:Hint-Pot編集部

アンドリュー王子の長女で先月に第1子女児を出産したベアトリス王女。夫エドアルド・マペッリ・モッツィ氏は10月1日、命名「シエナ・エリザベス・マペッリ・モッツィ」を発表した。そして先日は、シエナちゃんと初めて外を散歩する王女夫妻の姿がカメラに。新米パパ&ママとして子育てを楽しんでいる様子が話題になっている。
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シエナちゃんを連れてロンドン市内を散歩
現地時間9月18日に英ロンドンのチェルシー・アンド・ウェストミンスター病院で誕生したシエナちゃん。「シエナ・エリザベス」の名前には、モッツィ氏のルーツであるイタリアだけでなく、祖母エリザベス女王や実母セーラ元妃にも敬意が表されているとする報道もあった。
シエナちゃんの写真はまだお披露目されていないが、このほど家族揃ってロンドン市内を散歩する姿がカメラに収められた。英雑誌「OK!」がその時の様子を伝えている。
この日の王女は、ダークカラーのキルティングコートにベージュのニット、ブラックジーンズというカジュアルなコーディネート。ヘアスタイルはアップのシニヨンでまとめ、メイクはナチュラルというよりもほぼノーメイクのようだ。同誌は「カジュアルだが美しい」と称賛している。
一方のモッツィ氏は、白いシャツとネイビーのセーターを重ね着。そこにブルージーンズを合わせた装いだった。シャツは恐らくスタンドカラーで、丸首セーターの首元と袖口から白をラインのように覗かせるというさりげなさが清潔感を感じさせるコーデだ。
同誌によると、散歩中に笑い合っていた2人は「親になったことを楽しんでいるようだった」という。また王女を「幸せで光り輝いていた」とも表現した。
シエナちゃんとともに新たな生活が始まった夫妻はまさに今、大きな幸せに包まれながら充実した時間を過ごしているようだ。
(Hint-Pot編集部)
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【写真】ベアトリス王女と夫のモッツィ氏 シエナちゃんと初めて外を散歩する実際の様子 英誌は王女の様子を「幸せで光り輝いていた」と表現
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ヘンリー王子夫妻は方針転換が必要? 金満ぶりが指摘される“悪いPR”に専門家苦言
著者:森 昌利
タグ: メーガン妃, ヘンリー王子, 森昌利, ロイヤルファミリー

3月の暴露インタビュー以降、英国での“人気凋落”ぶりが激しいヘンリー王子とメーガン妃。妃が6月に出版した児童書や8月の誕生日メッセージへの反応は今一つで、王子と夫婦揃ってのニューヨーク訪問も評判がよろしくない。そんな王子夫妻にずばり「PRが悪い」と正面から指摘する王室コメンテーターが現れ、話題になっている。
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「自分たちのブランドをどこに向かわせるのか、真剣に検討する必要がある」
ヘンリー王子夫妻に「ブランディングを真剣に考え直す必要がある」と指摘したのは、王室コメンテーターのニール・ショーン氏。英大衆紙「デイリー・スター」は、同氏が自身のYouTubeチャンネルで語った見解を紹介している。
同氏はまず、「『ザ・ベンチ』(メーガン妃が出版した児童書)に誕生日のビデオメッセージ、ニューヨーク訪問と続いた悪いPRをここで断ち切らなければなりません」と現状を指摘。「メーガン(妃)とハリー(ヘンリー王子の愛称)は自分たちのブランドをどこに向かわせるのか、真剣に検討する必要があります」と続けた。
例えば誕生日メッセージで妃は、高級ブランケットなどが無造作に置かれた豪邸から失職した女性たちの支援活動を提唱。先月のニューヨーク滞在中も、貧困層が多いとされるハーレム地区の小学校訪問で高価な装いを披露するなど、その金満ぶりが批判の的になった。
もちろん、その際のチャリティライブ出演で拍手喝采を浴びた2人を支持する意見もある。しかしショーン氏は最近の王子夫妻に向けられるバッシングを「どんな有名人でも無視できないもの」だと指摘し、2人に明らかな逆風が吹いているとの見解を示した。
また人気回復のためには、ジャーナリストに関する戦略の変更を提案。より幅広いメディアに共感してもらうために「好ましいジャーナリスト」を選ぶ方が良いだろうと主張した。
確かに、最近の英メディアで妃を擁護するのはオミッド・スコビー氏くらい。ただ、これでは多勢に無勢だ。ショーン氏が主張する通り、戦略を変更する必要はあるのかもしれない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)
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【写真】メーガン妃 80万円超の高級ジャケットとパンツで厚着 金満ぶりが批判されたNYハーレム地区の小学校訪問 実際の様子
エリザベス女王、公務で17年ぶりに杖を使用…心配の声が再燃
現地時間12日の朝、エリザベス女王(95)が公務で17年ぶりに杖をついて歩き、英国民に衝撃を与えたようだ。 【写真を見る】エリザベス女王、杖を持って公務へ…なんと17年ぶりのこと! 娘のアン王女とともに美しいブルーの帽子にコートという装いで、愛車のロールスロイスでウェストミンスター寺院に到着したエリザベス女王が、車から降りて寺院の入り口に向かう際に、右手に持った杖を使って歩いている様子などが、「Daily Mail」などに捉えられている。 誰のサポートも借りずに自身の足で車から降りた後にアン王女から杖を渡されていたことや、待ち受けた子どもたちから花束を受け取る際には、左手に杖を持っており、あくまでサポートのためのようだが、先週、三男のエドワード王子とともにバッキンガム宮殿で行われた公務にオレンジのコート姿で出席した時には、杖を使っていなかった。 過去にエリザベス女王が杖を使用していたのは、右ひざの手術をした2003年の1月と12月、2004年1月で、それ以来17年ぶりのことになる。その影響があるのかは不明だが、「年齢的に不思議ではないが、突然杖を使いだしたとなると心配だ」といった声が寄せられている。 また以前から、「フィリップ王配が亡くなられた悲しみと、孫のヘンリー王子夫妻の英王室批判による心労で、すっかり痩せてしまった」と心配の声が上がっていたことから、少し落ち着き始めたいまになって、気丈にふるまっているエリザベス女王の身体に、なんらかの異変が起きている可能性を懸念する声もあるようだ。 エリザベス女王は、2022年に在位70周年を迎えるにあたって、1年を通じて歴代最長の在位年数を讃える祝賀行事“プラチナジュビリー”が予定されている。 文/JUNKO
キャサリン妃、7年前のコートドレスで公務へ 華やかな服装は王妃への準備?
今週、ロンドンにある王立植物園キューガーデンズを訪れたウィリアム王子とキャサリン妃。環境保護活動を推進するイベント「Generation Earthshot」に出席、地元の子どもたちと緑を守るためのアイディアについて語りあった。キャサリン妃はイベントの趣旨を反映させてグリーンのコートで登場した。 【写真】着まわしの達人☆キャサリン妃のヘビロテ服を徹底検証
このグリーンのコート、2014年に公務でニュージーランドを訪問したときにドレスとして着用していたもの。実はこのとき妃は王子からこのコートをからかわれたことを明かしていた。現地で妃と話をした人物が雑誌『ピープル』に「グリーンのドレスが素敵ですねと伝えたら妃は『私は気に入っているのだけれど、ウィリアムはちょっと派手だと思っている』と答えた」と証言していた。
ジョーク好きで知られるウィリアム王子だけれど、ときどき妃のファッションを冗談の材料にすることが。2018年12月の公務ではカーキのジャケットを着てクリスマスツリーの横に立った妃を見て「妻の服が木と一体化している」とコメント、集まった人たちを笑顔にさせていた。
ウィリアム王子の目にはちょっと鮮やかすぎるみたいだけれど、雑誌『ピープル』は妃が華やかな色を着るのはエリザベス女王が服装を選ぶときのルールを見習っているからだと分析している。女王もいつもカラフルな服で公務に現れるけれど、その理由の1つは警備のため。ボディガードたちが女王の居場所を即座に把握できるようにしているのだそう。そしてもう1つは集まった人たちのため。
エドワード王子の夫人で、キャサリン妃にとっては義理の叔母にあたるソフィー妃が「エリザベス女王は彼女を一目見ようと集まった人たちに『女王を見た』と思ってもらえるように目立つ必要がある。女王が登場するときには周りに人が二重にも三重にも集まっているのを忘れてはいけない」。華やかな衣装や帽子を着けていれば目に入りやすく、遠くにいた人にも「女王の姿が見られた」と思ってもらえるというわけ。妃のファッションも王妃になる日のための準備なのかも。