8/10(木) 11:34配信

All Nippon NewsNetwork(ANN)
イギリスのヘンリー王子(38)が、私人として初来日しています。東京に着いた数時間後に、イギリス王室のホームページが更新され、「殿下」の称号が消されたことが分かりました。
■厳戒態勢のなかイベント 長年のファンも
9日に行われたスポーツ振興イベントに参加したヘンリー王子。イベント中はリラックスした様子で、たびたび笑顔を見せました。
今回、妻のメーガン妃を同行せず1人で来日。すでに王室を離脱しているためか、日本の警察の警備もつきませんでした。
一方、イベント会場は、身分証の確認、金属探知機を使った手荷物検査も行われていて、厳戒態勢となっていました。
厳戒態勢のなか、イベントは終始和やかなムードで進みました。
ヘンリー王子:「夕食や昼食で最高の神戸牛のステーキを作ってくれた皆さん、ありがとうございます」 集まった人の中には、長年のヘンリー王子ファンもいました。
松本和江さん(56):「(Q.持っているのは?)週刊誌の巻頭カラー。イギリスで買ったポストカードです」
■「殿下」から「公爵」に変更 専門家は…
経済的な困窮が噂されるなか、今回、出演料は受け取らずにイベントに出演したといいます。
その狙いについて、イギリス王室に詳しい専門家はこう話します。
英王室ジャーナリスト 多賀幹子氏:「王室復帰の地盤を築くという意味合いがあるのかもしれない。善意でお金なしで、こういうことをしているのは完全に“ロイヤル”のする仕事。自分が『まだロイヤルである』ことをアピールしているのかも」
しかし、今回、ヘンリー王子が来日した直後、イギリス王室の公式ホームページが突如更新され、王室離脱後も「殿下」としていた表記が「公爵」に変更されました。
多賀氏:「このタイミングで『殿下』をとったのは、『王室帰りたい』とアピールしても、『ダメだよ』ということかもしれない。
(殿下は)非常に高い位を表すもの。ここから落としたことで、いよいよ一般人・平民と同じ扱いになっていく」
(「グッド!モーニング」2023年8月10日放送分より)
テレビ朝日
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最終更新:8/10(木) 13:49テレビ朝日系(ANN)
国際

TBSテレビ
2023年8月9日(水) 18:51
きのう日本に到着したイギリス、チャールズ国王の次男・ヘンリー王子。イギリス王室の公務を退いてから、初めての来日です。前回、日本に来たのは4年前。翌年の東京パラリンピックを目指す選手らを激励しました。
そして、きょう、都内で開催されているチャリティーイベントに出席。スポーツによる社会貢献を訴えました。
ヘンリー王子
「スポーツには人を結びつける力があり、それには人を癒す力もあるのです」
メガン妃との結婚、その後、公務を退いてからおよそ3年。メガン妃、アーチー王子とともにアメリカで暮らしていますが、依然、王室側との溝は埋まっていないようです。
今年1月には「スペア」と題する回顧録を出版。この中で、妻・メガン妃の振る舞いなどをめぐり、兄のウィリアム皇太子と口論となり暴力を振るわれたと主張し、物議をかもしました。
そして、きょう、都内で開催されているチャリティーイベントに出席。スポーツによる社会貢献を訴えました。
ヘンリー王子
「スポーツには人を結びつける力があり、それには人を癒す力もあるのです」
メガン妃との結婚、その後、公務を退いてからおよそ3年。メガン妃、アーチー王子とともにアメリカで暮らしていますが、依然、王室側との溝は埋まっていないようです。
今年1月には「スペア」と題する回顧録を出版。この中で、妻・メガン妃の振る舞いなどをめぐり、兄のウィリアム皇太子と口論となり暴力を振るわれたと主張し、物議をかもしました。
6月には違法に個人情報を収集されたとして、イギリスの大衆紙の発行元を訴えた裁判で証言。来年には別のメディアを相手取った裁判も開かれる見通しで、メディアとの対立も続いています。
一方で、こんな報道も。
英大衆紙「ミラー」
「ヘンリー王子が兄のウィリアム皇太子に対して『休戦』を呼びかけた」
イギリスの大衆紙「ミラー」などは、「ヘンリー王子が兄のウィリアム皇太子に対し『ロンドンに戻り、国王に仕えることを前向きに考えている』と電話で伝えた」と報じました。
ただ、先月末のイギリスメディアの世論調査では、国民の9割以上がヘンリー王子の復帰を「歓迎しない」と回答するなど、国民との心理的な距離が広がっていることもうかがえます。
その動向が注目されるヘンリー王子。日本滞在後、シンガポールで開かれるスポーツ競技「ポロ」のイベントに出席する予定です。
8/9(水) 19:22配信

FNNプライムオンライン
紺色のジャケット姿でスポーツ振興のチャリティーイベントに現れた、イギリスのヘンリー王子(38)。4年ぶりの来日だ。
「経済的に行き詰まり」専門家が指摘
ヘンリー王子: こんにちは、皆さん。僕は生涯を通じて多くのチャリティー活動を行っています。
資金を集めて恵まれない人たちのために活動を行うことは、とても充実感を与えてくれます。私の人生はこれまでも、そして今後もチャリティーが中心になります。
チャリティー支援などを求めたヘンリー王子。しかし専門家は、ヘンリー王子が来日した目的についてこう指摘する。
英王室ジャーナリスト・多賀幹子さん: ヘンリー王子はこのところ、経済的にちょっと行き詰まっているところもあります。
言葉は悪いですけれども、“出稼ぎ”というような意味もあるかもしれませんね。
1回の講演で1億円以上支払われたことも
イベント主催者に今回のギャラについて質問したところ、「今回のチャリティーでのギャランティーは発生しません。当方から渡航費や滞在費など、費用の補助を支給することもありません」と回答があった。
しかし、多賀さんはヘンリー王子のギャラについて、海外のイベントでは1億円近い金が支払われたと指摘する。
英王室ジャーナリスト・多賀幹子さん: チャリティーですので、ヘンリー王子は全くのノーギャラと言われていますけれども、それはちょっと考えにくいということですね。
アメリカでヘンリー王子が講演をした時には、1億2000万が支払われたそうです。1回の講演です。
2020年にイギリス王室の公務を退いて以降も“お騒がせ王族”として世界から注目を集めたヘンリー王子は、タレント活動などを展開。
しかし、アメリカの音楽配信サイトの契約が打ち切られるなど経済的に厳しい状況になっている。
ヘンリー王子は10日まで日本に滞在して、その後、シンガポールに向かう予定だ。
(「イット!」8月9日放送より)
イット!
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最終更新:8/9(水) 19:22FNNプライムオンライン