鮎川玲治の閑話休題。

趣味人と書いてオタクと読む鮎川が自分の好きな歴史や軍事やサブカルチャーなどに関してあれこれ下らない事を書き綴ります。

月陽炎100円(in BOOK OFF 熊谷店)

2011-02-18 23:58:46 | その他サブカルチャー
大分久しぶりの更新となりましたが、皆様如何お過ごしでしょうか。
鮎川は二月という受験本番シーズンに入って、もっぱら埼玉北部と東京を往復する毎日です。
おまけに行った先々で古本屋を物色してあれこれ買い込むのでもう受験に行っているんだか買出しに行っているんだか分かりません。
あ、因みにセンター利用の明治大学政治経済学部が受かりましたので浪人の選択肢は消えました。やったねたえちゃん!

さて、そんな感じで古本屋を荒らしまわっていたら面白い品を発見しました。
今は無きすたじおみりす製作のゲーム、「月陽炎」のDVDバージョンです。いや、面白いのはこれがブックオフのDVDコーナーに105円で陳列されていたことでして。確かに見かけは普通のDVDっぽいですけど、これを普通の映画やアニメのDVDと一緒に並べちゃあいかんでしょう。しかも105円て。誰彼か。

で、昨日の夜中にインストールをして先ほど一巡。
初版が2001年のゲームだけあって、さすがにシステムとかは色々と古い感じがしますね。バックログでの音声再生も無いし。右クリックしても文章が消えるだけですし。ただ、テキストウィンドウが無いっていうのは独特ですね。それからウィンドウサイズの大きさも、使っているノーパソの画面が小さい鮎川にはむしろ有難かったです。
では、以下プレイ感想。古いゲームなんで隠しとかは無しで行きますよ。

ぬぉ、初っ端から濡れ場ですか…幾らなんでもこの早さじゃ興奮できませんよ。まあ、別に製作サイドもそんな目的でこの場面を入れたわけじゃないでしょうが。

OPはスクリプト。途中途中で音声が入ったりして今時のゲームとは大分趣が違いますが、これはこれで一興でしょう。個人的な感想ですが、何となくボカロの「紅一葉」が合いそうな感じ…と、まあこれはゲーム全体に言える事ですが。

主人公こと悠志郎の口調が慇懃ですねえ。付属の説明書に載ってる画像だと線目(ラブひなのキツネさんみたいな感じと思って頂ければ結構)だし、こういうキャラ、嫌いじゃないですよ。中々ウィットにも富んでいるし。

キャラクターも皆、中々に個性的ですねえ。因みに鮎川の一番の好みは美月です。次点柚鈴。うわ、ロリコンだ。因みにその次位が双葉だったりします。うーむ、ますます言い訳が効かなくなってきている。

ストーリーも、最初の方は何とも長閑で良いですねえ。柚鈴が悠志郎に徐々に心を許してくるようになる様とか、美月との間柄が段々「出来の悪い弟」に対するような感じになっていくところとか。はっはっは、いやはやいやはや。

…と、思っていたらですね。なんか夜中にやってきた美月があたしやばいんじゃねーの的な話をしーの、謎の夢で裏(真?)・悠志郎が覚醒して体を乗っ取りーの、美月を誘い出してレイプして頚骨折って殺しーの、お母さんが手刀で悠志郎の心臓掴んで人形がどーのこーのでタイトルページ返しですよ。
いや、まあやる前にネットである程度の情報は仕入れておいたし、作中でも伏線っぽいものは幾つも簡単に見つかるんですが、知らないでプレイしたら相当ビビるぞこれ。何しろそれまでと全然テンションが違うんだから。え、何このシリアス風味。

まあ、面白そうですけどね? という訳で、これから二周目をやってきます。明後日には早稲田の試験だというのにwww