鮎川玲治の閑話休題。

趣味人と書いてオタクと読む鮎川が自分の好きな歴史や軍事やサブカルチャーなどに関してあれこれ下らない事を書き綴ります。

大阪選挙で維新の会が勝利。

2011-11-28 08:21:23 | 政治
投票率も大幅に上がった! …といわれてますが、それでも6割なんですねえ。しょうもない。

個人的には維新の会の方針には概ね賛同します。大阪「都」という名称はどうかと思いますけどね。東京は日本の首都だから「都」といっておかしくない感覚ですが、大阪でそれをやられるといささか違和感がある。道府県に対する権限の付与強化でもいい気がするんですけどね。ま、地方自治法には「地方公共団体の名称は、従来の名称による。」(第三条第一項)と描かれてるわけですが。

公共団体が借金をして、その借金が前の借金の返済や「社会保障」と称するものに充てられてなんら有効に機能しないまま消えていく…という構図は、1970~80年代頃の東欧諸国を彷彿とさせます。あの辺の共産圏各国も西側の銀行から資金を借り入れては片っ端から食料価格の補填やらに使ってしまい、有効な投資が出来なかった。結果として借金は膨らむ一方だったわけで、こうなったらもう「社会保障」をある程度切り捨てるか、コストのかかる公営部門を切り捨てるかしないと立ち直れんのですな。
そういう意味で言えば、維新の会の方針にはかなり理があるといえます。