もうそろそろ出始めているだろうと、この時期になると現れる
ヤマトルリジガバチとミドリセイボウを見に行ってみた。
この2種は微妙な関係で、寄主(ジガバチ)と寄生者(セイボウ)となる。
セイボウにとってジガバチは食事(蜘蛛)の準備はさることながら
自分の子供まで供与する育ての親ともなるのだ。
さて実績のある古屋に着いて建物周りを眺めていくと
ルリジガバチ、ミドリセイボウがいるのは確認できた。
ただ、どちらも忙しなく動く虫なので暑さの中を、観察&撮影するのは
かなりな忍耐を要するのだった。
用意しておいた冷たいノンアルコール飲料を、ぐびぐびと飲みながら
ひたすら待っていると、軒と柱にとまってくれた。
穴を穿つヤマトルリジガバチ
柱にとまるミドリセイボウ
ルリジガバチの動きを探っているのか、触角が動いている。