先週の事、涼しい所を歩こうと奥山をぶらぶら歩いていたら
スズメバチ類の巣が樹上にあった。
キイロスズメバチにしては、形が縦長で小さ目、巣上には
働きバチも見られなかった。
何かの理由で巣を放棄したのかと思い
木の枝で巣の有る幹を叩いたところ、中から見慣れない蜂が姿を見せた。
木に架かっていた巣
中からツマアカスズメバチ(働きバチ)が出てきた。
図鑑類では、体長20mmと記載されているがクロスズメバチ程度
と小さく感じた。
ツマアカスズメバチ
この直後、撮影中の私に向かって飛来し左腕を刺されてしまった。
急いで逃げたので、複数回刺されることはなかった。
攻撃性が高く、原産地(東南アジア)では死亡事故も多々あるという。
特定外来種に指定されていて、対馬に定着、
九州を経由して山口県まで分布を拡大していると東京都環境局の
HP危険な外来生物には載っている。
いつの間にか、関東の山まで来ていたのだ。
個人的に、オオスズメバチ、キイロスズメバチ、モンスズメバチ
と刺されてきた。
今回、ツマアカに刺されたことでさらに記録を伸ばしてしまったのだ。