森のきのこの自然観察な日々

身近な自然を日々観察しています

トンボ池

2023-07-17 19:39:16 | トンボ

前回、クヌギで樹液に集まる虫を見ていたら、やたらと暑くなり
その後に行ったトンボ池の方も熱中症の危険を感じつつで
結果が冴えなかったので、あらためてトンボ池へ出直ししてみた。

観察仲間のtachiさんのブログでチョウトンボが綺麗に撮れていたので
これも目標の一つ。
翅は構造色で太陽光があたると見事な色を見せてくれるのだ。



ガマとヒシが繁茂するトンボ池
ブラックバスやウシガエル等の天敵もいるけれどヒシが入ったことで
環境が良くなったのか、色々なトンボが見られるようになった。

チョウトンボ♂
なかなか思う様な位置にとまらず、汗だらだらで我慢して撮影。

チョウトンボ♀
飛びものを狙ってみたが、ホバリングは殆どしないので難しい。

クロイトトンボのカップル

コフキトンボオビ型♀
この種も久しぶりに見られた。

 

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クヌギの樹液に集う

2023-07-12 15:31:57 | 昆虫

今日もやたらと暑く、TVで熱中症に要注意の放送が頻繁にされている。
午前中だけなら、なんとか我慢できるかなと
先日、キイトトンボが多発していた湧水池へ行ってみることにした。
池に行く前にちょっと寄り道と
土手脇に樹液を出すクヌギがあったのを思い出して、寄ってみたところ
夏の虫が色々集まっていた。
里山の雑木林では、寂しい結果だったので
これだけ顔を見せてくれれば、暑い中を来た甲斐があったというものだ。
できれば全員集合で一度に撮りたいところだったけれど
そう都合良くはいかず、バラバラと4枚。

ゴマダラチョウ

アカボシゴマダラ

コムラサキ♂
スズメバチを警戒して開翅

樹液を吸うクビアカツヤカミキリ
見慣れないカミキリがいるなと思ったら特定外来種。
その赤い首に懸賞金をかけている県もあるという。

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久々に女王様にご面会

2023-07-10 16:44:23 | きのこ

キヌガサタケが出始めているとの情報を観察会仲間のmyさんから教えて頂いた。
このきのこは綺麗なレース状のマントを広げることからきのこの女王とも
呼ばれていて、運が良ければ梅雨時の竹林で出会うことがある。


キヌガサタケ 10時40分の状態

11時05分 だんだんとマントを広げだした。
傍にいると臭気が強い、この臭いでハエ等の昆虫を呼び寄せて
グレバ(黒い部分にある胞子)を運ばせる。

11時40分 下までマントを広げた。
裾を綺麗に広げるのは条件が良くないと難しいようだ。

15年前に隣町で観察したもの。
こちらも竹林内だったが、今では絶えてしまい見られない。

myさん、情報有難うございました。

コメント (3)
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ルリジガバチとミドリセイボウの古民家便り

2023-07-07 20:38:23 | 

 もうそろそろ出始めているだろうと、この時期になると現れる
ヤマトルリジガバチとミドリセイボウを見に行ってみた。
この2種は微妙な関係で、寄主(ジガバチ)と寄生者(セイボウ)となる。
セイボウにとってジガバチは食事(蜘蛛)の準備はさることながら
自分の子供まで供与する育ての親ともなるのだ。

さて実績のある古屋に着いて建物周りを眺めていくと
ルリジガバチ、ミドリセイボウがいるのは確認できた。
ただ、どちらも忙しなく動く虫なので暑さの中を、観察&撮影するのは
かなりな忍耐を要するのだった。
用意しておいた冷たいノンアルコール飲料を、ぐびぐびと飲みながら
ひたすら待っていると、軒と柱にとまってくれた。

穴を穿つヤマトルリジガバチ

柱にとまるミドリセイボウ
ルリジガバチの動きを探っているのか、触角が動いている。

 

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トンボの楽園

2023-07-05 16:25:09 | トンボ

最高気温29度と、ややしのぎやすい予報なので河原の湧水池を歩いてみた。
久しぶりに訪れた池にはヒシが繁茂しており、以前と環境が少し変わっていた。
ヒシに覆われて棲息条件が良くなったのか、クロイトトンボ、キイトトンボ、モノサシトンボ、コフキトンボ、シオカラトンボ、ショウジョウトンボ、チョウトンボ、ギンヤンマと8種が飛び交っていた。
中でもキイトトンボは特に多く、故 花虫さん風に言うと
『歩く度に足元から佃煮にするくらい飛んでいた』・・になりそうだ。

交尾中のキイトトンボ

産卵中のキイトトンボ

図鑑によるとヒシは、池や沼に生えるミソハギ科の一年草。
その実は食用となり、鋭い棘があって戦国時代には追われた忍者が蒔いて
追手の足を止めたともいう。

他のトンボは、また後日投稿します。

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