【怒り、嫉妬、うつ状態、喫煙、ギャンブル、怠け癖……なぜ、やめたくてもやめられないのか?心や行動の悪癖を断ち切り幸福への一歩を踏み出すには?ブッダの知恵があなたを変える!
あなたを不幸にしている「悪い習慣」は、きっぱり捨てられる!悪い習慣や癖に悩む人間にブッダが説いた“生きる極意”とは?ブッダの教えは脳を育てる。だいじょうぶ、幸福になれます!】
「やめたいことは、やめられる」というか、既にやめてます。「やめたくないから」やめられない。
「わかっちゃいるけど、やめられない」は嘘ですね。「わかってないから」やめられないのです。
やめた方がいいのだ、と本当はわかってないんです。実はやめたくないんです。
”やめなくても、ちょっとくらい大丈夫”、なんて”勝手に”思ってるのです。それは、”やめなくても大丈夫であって欲しい”(努力したくない、怠けたい)、という希望的観測(人間の”本能”の考える”感情”であり、根拠のない妄想)でしかない。一時的にわかったと思っても、次の瞬間にはもう別のよくない心にやられてる。本当にわかったらなら、ず~っとわかってるんです。
・・・結局わかってないってこと。
けれど、普通の人は死にそうになったら大抵やめます。死にたくないからやめます。痛い目に合う前に分かればいいんだけど。
人間はなかなか理性的になれないということなんですね。
仏教を学んでる人は、「あらゆる苦しみの原因は執着である」(←すべては無常なので執着は成り立たないのにしがみつくという無知)ということを知っているので、執着・依存をなくそうと努力します。解脱を目指していますから、死にたくないということ(感情・本能)よりも、また人間(やそれ以下)などになりたくない(輪廻したくない)ので、色んな執着(欲)から離れたい=やめようという気持ちは強いかもしれないです。
私たち人間は、本能(ケモノの脳)の欲に操られて、やらなくちゃいけないことを怠けたり、やめた方がいいのにいつまでもやめないで、結局苦しむのです。本能、煩悩、感情にやられちゃってるのね。
理性的な人間ではなく、ケモノの生き方をしている。
なぜ怠けたり、やめられなかったりするかのメカニズムがわかると、行動に移しやすくなります。
簡単なことなんですね。要は、心ですから、心を育てる。つまり、仏教を学ぶことだと思います。とことん理性的になる。こういう本(法話、仏教書)を読む度にやる気と元気が湧いています。実に論理的でわかりやすい。
幸福に生きたい、平和で安穏に暮らしたいなら、やめるべきことはやめてやるべきことをやる。やるべきことをやらないで、やめるべきことを続けてれば不幸になります。(当たり前なんだけど)
では、どうやって?
>よい習慣(癖)をつくれば、悪い習慣(癖)は消滅する
繰り返し繰り返し繰り返し、よい癖をつけていく。
最後の章には、ケース別「悪い習慣・癖」のやめかたとして、具体的に9つのケースも載ってます。
本能(ケモノの脳)に支配されないように、よい習慣よい癖をつける。何でも繰り返すことで、強化されるんだよね。楽になりたい苦しいのはいやだ、と本気で思うことだね。
分かっちゃいるんだけどやめられない。
凡人だからです^^
したっけ。
やめなくていいものは、無理してやめなくてもいいと思いますよ。^^
本当~にやめなくちゃいけないと思えば、スッパリやめられるんじゃないかな。