【立ちふさがる巨大な悪の影! 権力と社会悪に挑む、世界の黒澤! !
汚職事件の責任を被せられて死んだ父親の復讐に燃えるその息子。公団総裁の秘書となった彼は、悪徳高官たちの仮面を次々と剥がしていく。】
昭和35年。高度経済成長期の始まり?
三船俊郎が、まだ若いはずなのに(結婚式してるから30くらい?)渋すぎる~
オープニングの音楽から、ドキドキする~ なんか始まりそう~ かっこいい~
悪徳の一人白井の顔!表情! モノクロの迫力~ こわい~
「悪を憎むのは難しい・・・」と復讐することの矛盾を感じ迷いながらも、汚い官僚高官たちを
追い込んでいく西。
なのに・・・ 悪が裁かれるのかと思いきや、悪事を告発しようとして闇に葬られてしまう・・・
うっそ~ そんな~
「ちきしょう!!! これでいいのか!!! これでいいのか!!!」 (ほんとだ~)
いーーーえ!! 悪いことをすれば、必ずその報いは返ってきます!!!!(キッパリ!)
実際、最愛の娘は壊れてしまい息子からも絶縁されてしまった。
そのうちバレて、みんなから相手にされなくなるにちがいない。
そうして寂しい余生を送ることになるのですよ。 少なくとも、極楽は無理だね。
次の世は虫か?(虫さんに失礼か。また人間に生まれて苦しむぞ)
悪いことをして、バレなけりゃいいなどと思いながら生きてる人もきっといるのでしょうね。
自分さえよければ。上から言われたからなんて言い訳しながら、結局保身に走る人。
自分だけよい目なんて、ありえないからね。誰かを不幸にしたら自分も不幸になるんだからね。
それでいいのか~?
後味はよくないけれど、心に重~く残る名作です
さすが黒澤明監督です。
星5つ
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