【進学、就職、結婚、人間関係……人生は分岐点の連続。
岐路に立って、私たちは優柔不断になったり、捨てた選択に後悔したり。
人はなぜ選択に迷うのか? 後悔するのか?それは、自分の中に確かな基準がないから。
「怒る」「ねたむ」という不毛な選択をしてしまうのも同じこと。
私たちは一時の「感情」に流されてしまい、「迷わない」「捨てた選択に悩まない」「怒らない」ことがもたらす心の平穏を知らない。だから、間違った選択をしてしまうのだ。
自我(=感情)とは錯覚であり、選択には理性だけが必要なのである。
そして理性は、世の中を知ることで誰でも蓄積していくことができる。
理性を活かせば、誰でも、最良の選択をすることができるのだ。
初期仏教の教えに裏づけされた、心穏やかに幸福に生きていくための実践的なレッスン】
スマナサーラ長老の本はとにかく読みやすい、分かりやすい
しかも、短時間で読める(2時間で読めた。で、一日で2回通り読んでしまった)。なのに中身が深くて、濃くて、沁みこんでいく。うんうん。
長老の本はいっぱい読んでますが、この本もよかった。読んでよかった~。
全然むずかしい話じゃない、当たり前のこと。でもみんななかなかできなくて苦しんでいる、とっても大切なこと。(人によっては目から鱗かな?)
>選択には、正しい判断力とそれを速やかに実践する行動力が要ります。その正しい判断力を邪魔するのが「自我」です。
第1章で自我がどんなトラブル要因を生むのかという話をしています。
正しく判断したいのであれば、感情ではなく「理性」で考えなければいけません。
第2章では、理性とはどういうものなのかを説明しています。
理性は自分自身の自我に気づくところから始まるものなので、第3章では、自我について理解を深めるための思考レッスンを勧めています。
つづく第4章・第5章・第6章では、正しい判断力と行動力の武器となる要素、「意志」「意欲」「知識」「価値観」などのことを語っています。
・・・第7章ではどうして優柔不断になってしまうのか、どうしたら決断力が身につけられるのかという話をしています。
そして最後の第8章では、人間としてどういう心がけをもつことが正しい選択につながっていくのかということを話しています。 (はじめに)
感情で選択をしない。自我で選択をしない。
大事なのは理性。
”愛”(感情・自我)より、理性的な”慈悲”。
繰り返し言われるのはそれが大事なことだから。真理だから。
日常生活のいろいろな悩み、相談事を、具体的にケーススタディとして入れてあるのですごくよくわかる。真理だから何にでもすぐに役に立つと思います。智恵が詰まってます。仏教にまったく興味がなくても全然大丈夫。やさしい言葉で書いてあります。
星5つ
今は病院選びで悩みます。(苦笑)
自分の病気にどこの病院が一番か。
それも近場で。
昔はどこの学校を受けるかで悩みました。
行きたい学校へ行くには力が足りないし、受かりそうな学校には希望の学科がなかったから。(苦笑)
ただ結婚の相手には悩みませんでした。(笑)
>大事なのは、自分が納得いく治療を受け、「できることはやった。これでよかった」
・・・と思うことだと言われてます。
>絶対に正しい選択があるのではなく、自分の選択を「正しかった」にしていく
・・・とも。
がんばって納得のいく病院をさがしてみてくださいね。いろいろデータ、情報を集めてみるといいですね。
昔の選択は、それでよかったんですよ。
奥さん、かわいかったんでしょうね^^
自分のことだけじゃなく、家族のことでも
迷うことも多いこと
私がこの本を読んだとしても、きっとその後も
日々小さなことで迷い悩むと思います。
だって、やっぱり家族の病気のこととかになると、
理性だけでは決められないから・・・。
それに、選択するための正しい情報というのは、
なかなか集めるのも難しいものだし・・・。
あ、そうそう、リフォームではお風呂の手すりをどこにどんなものをつけるか、
そんなことでも、相当迷ったんだよ~。
展示してある浴槽内に実際に入らせてもらって
あれこれ確かめながら、予算のことも考えながら決めたけどね~
買い物なんか速いよ~、悩まない^^
やっぱり、感情(好き嫌いとか、欲とか)やエゴが判断の邪魔をしていたんだなあ、て思います。
家族の病気も判断を間違わないためにも、理性が大事だと思いますよ。(慈悲は理性、愛着執着はエゴ)
まあ、できたら、だまされたと思っていっぺん読んでみてください。迷って悩むことが少なくなると思いますよ^^
リフォームって楽しいですよね。
私もかなりあれこれ調べたり、試したりしました。展示場の浴槽にも入ってみました~^^