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「不思議の国のアリス」ルイス・キャロル作 河合祥一郎訳

2017年12月13日 | 読書

[ルイス・キャロル, 河合 祥一郎]の不思議の国のアリス (角川文庫)

読書ログの12月の課題図書。だれでも知ってるお話だけど、きちんと読んだことはなかった。ジョニー・デップの映画は見たけど、あんまり記憶に残らず。

小さな子どもが喜ぶお話?くらいの認識で、読み始めたけど、、、奇想天外。途中まで読んで、なんだか馬鹿馬鹿しいような、面白いような。やはり子ども向け?ただ子どもを面白がらせるだけの話?と思い、

「名作アニメで英会話シリーズ」のディズニー版DVDを持ってたのを思い出し、スクリプトや解説を読んでみたり、寄り道しながら、なかなか進まないなりに一応最後まで読む。言葉遊び、韻をふんだ詩が楽しい(河合祥一郎さんの訳が素晴らしい)。それと、会話がかみ合わないのが面白い。でも気楽に読めるけど大人にはちょっと物足りない?

もう少し、ちゃんと読みたくて、「謎解き『アリス物語』不思議の国と鏡の国へ」という本を読んだ。とても興味深くて、読書の楽しみ方が広がったような気がした。色々な工夫(計算されてる)がちりばめられてる。そして、大人が読んでも楽しい本になってるってことがわかって、再読。ディズニーDVDは続編の「鏡の国」を一緒にしたオリジナルとわかり、「鏡の国のアリス」も読んでみた。「謎解き」も読んでたので、さらに面白さ倍増。個人的には「鏡の国」の方が、笑えるかな。

ナンセンスではなく、ノンセンスなのね。

常識に縛られた大人が読めば、笑いながらほっと気持ちが楽になるだろうし、馬鹿馬鹿しいようでけっこう理屈は合ってたり?理屈自体が馬鹿馬鹿しかったり?日常でもこんな会話ができると楽しいだろうな~、なんて思ったりしました。

真理って、けっこう常識とは関係ないところにあったりするからね。いつまでも、アリスの物語を楽しめる人でありたいです。

英語の勉強もして、英語でも読んでみたいと思いました。(英語無料版をDLした)

絵もいいですね~。

 

星5つ 

 

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2017-12-14 13:41:46
WEB小説「北円堂の秘密」をご存知ですか。
グーグルやスマホでヒットし、小一時間で読めます。
その1からラストまで無料です。
少し難解ですが歴史ミステリーとして面白いです。
北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。
読めば歴史探偵の気分を味わえます。

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Unknown (まる)
2017-12-15 18:38:19
どなたか分かりませんが、、、^^;
ご紹介ありがとうございます。
時間があれば、読ませていただきたいと思います。
返信する

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