【「君たちが対峙する脅威とは、外国資本の傀儡と化した自国の政府であり、生存権すら無効とする壮絶な搾取であり、永劫に収束することのない原発事故であり、正常な思考を奪う報道機関であり、人間性の一切を破棄する学校教育であり、貿易協定に偽装した植民地主義であり、戦争国家のもたらす全体主義である。」(「まえがき」より)
私たちが直面する「重層化する危機」とは何なのか? もはや国家の消滅は避けられないのか? そして私たちはこの時代を生き抜くことができるのか? 本書はそれに明晰に答える最高峰の社会学テクストである。(続の帯より)】
けっこう前に読んで記録できてなかった2冊。
読んで、日本のこれからを考えてもらいたいけど、今の教育システムの中で育っている人に、内容や思いがどれだけ入っていくかはわかりません。
個人的には今までニホンに何の疑問も持ってこなかった(脳天気な)大人に読んでもらって、衝撃を受けてもらって、反省し、本気になって自分で調べたり確かめたりしてもらいたいけど、「そんなことないない、嘘だ、大げさだ、、、関係ない」「むずかしいことはわからない、めんどうくさい」とか言うのかなあ、、、
ウソではないし、大げさでもないし、大いに関係あると思うんだけどなあ。ホントやばい。
もう手遅れなのかなあ、、、暗澹たる思いになる。
もう一回、戦後の焼け野原(広島長崎のような)から復興して行くしかないのかなあ、、、、
(今はまるでコロナ世界大戦。日本はまた同じ過ちを犯しつつある、というかさらに劣化してる?)
今のニホンが実際、どうなってるのか、若い人にちゃんと伝えておかなければ。でも読んで耐えられるかなあ、、、。
いや、社会の希望は若い人にある。
2016年と2019年の本だけど、今こそしっかり読もう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます