まるちゃんの めざせ!快適シンプルLife

本当の幸せを見つけて・・・
  第2の人生を歩き出した
      まるちゃんの徒然日記
    
 

「感染症は実在しない」岩田健太郎著

2020年07月29日 | 読書

読めてない本がまだ数冊(増えつつある)、前に読んだけど記憶があいまいになって記録できてない本も、、、また読み直さなきゃ。

・・・の中の1冊。

【インフルエンザは「実在」しない!生活習慣病も、がんも「実在」しない!新型コロナウイルスに汚染されたクルーズ船の実態を告発した、感染症学の第一人者が語る「病の存在論」。検査やデータにこだわるがあまり人を治すことを忘れてしまった現代医学の限界を鋭く指摘し、医療の明日を指し示す! 】

全ては、人間が恣意的に範囲や基準を決めて(定義づけられ)名前(ラベル)を付けたものですからね。

仏教を学ぶものとして、すべては「現象」であるというのはすんなり理解できます。

風邪という「病気」はない。あるのは、発熱、せき、鼻水、のどの痛みなどの症状(現象)。症状の原因はウイルスと免疫力低下など。

病気という「モノ」があるのではなく、「現象」「コト」があるだけ。ウイルスとか細菌とか癌細胞とかは一応「ある」けど、

あっても
悪さしなくて何の症状もなければ、それは病気といえるのか?

腸内にはいっぱい細菌が住んでいるけど、それだけで病気とは言えない。悪さする細菌がいたとしても、いただけでは病気とはならない。将来悪さする可能性はないこともないけど。でも、免疫力が正常なら何も起こらないかもしれない。バランスよく共生できないと”病気”になる。
(個別性があるし、人間も社会も複雑なので、将来どうなるかは誰にもわからない。「わからない」ということをとりあえず一旦受け入れましょう)

メタボ、高血圧、高コレステロール、癌、、、すべての「病気」は「現象」であり、医療的な都合によって「恣意的」に名前が付けられ、治療の仕方などが決まる。決まると言っても、絶対ではない。

予防も大切だけど、絶対とは言えない
(何ともないのになかなか必死でできないよね)
症状への対処は、絶対とは言えないが予防よりやりやすいかも
(痛いの嫌だし必死になるしね)

危機意識の違いかな。

ただ、はじめに「《病気》というモノありき」で考えると間違ってしまうかもね。(人を見ず、データしか見ない医者もいる)

「病気」「医療」について、深く深く見つめ考え抜く(洞察)、岩田先生の誠実さが伝わる。医者として、人として。
(読むと医療の知識も増える)

 

すべては「現象」である
病気は「現象」である
とわかれば、少し落ち着きませんか?

感染防止に努めましょう
ストレス減らして体力つけて、免疫力を正常に保ちましょう

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ニホンという滅び行く国に... | トップ | 新しい電子キーボード買いま... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事