する事がない、本はあまり好きじゃない、でもドキドキハラハラする本なら・・・
という母のために図書館で借りてきた。
【『酒呑童子』や『鬼退治』など、鬼や、鬼婆が出てくる古典怪談を紹介しています。大きな角のはえた恐ろしい姿の鬼、人をとって食う鬼など、鬼にまつわる恐怖がいっぱいつまった一冊です。小学校中・高学年~中学生向き。】
小学校中・高学年~中学校向き。字も大きくて、ふりがな付きでとても読みやすい。
出典は古典や落語などなので、母も「子どもの頃聞いた。なつかしい・・」とまあまあ好評。
昔は、人間の心の中にある毒(怒りや欲など)を「鬼」にたとえたり、
悪いことしちゃダメだよ、鬼にお仕置きされるよって教えてたんだろうね。
東北の「なまはげ」みたいに。(でも、あれ、トラウマにならんか!?)
あと、純粋に怖いもの見たさ。
ゾ~とするのやら、考えさせるのやら、色々な鬼や鬼婆が出てきます。
(落語の「地獄八景」は文珍さんもやってるけど、笑える。)
2時間足らずで読めました。
なかなか楽しかったです。
星4つ
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