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「グイン・サーガ 外伝1 七人の魔道師」 栗本薫

2015年07月18日 | 読書

【幾多の冒険をへたのち、いまは中原の大国ケイロニアの王となった豹頭の戦士グイン。だが、数奇なる運命の糸に導かれる彼には、平穏な日々の訪れることはなかった。邪悪なものの影は、まず恐るべき悪疫の姿をとってケイロニアの都サイロンを襲った。しかし、それはサイロンが迎える災厄のほんの一端でしかなかったのだ!】

グイン・サーガには外伝もたくさん出てたんだった。
で、どうも外伝4を読んでから17巻を読んだ方がよかったらしい。まだ、1冊も読んでなかったので、外伝4までとりあえず読むことにしました。

この巻では、グインがケイロニアの王になってるし、あの強烈なキャラの皇女さんの事実上旦那。え~、そうなるのか~。ってちょっとネタばらしですね。まあ、そうなるまでの物語(正伝)も楽しみです。(正伝127巻の続きくらいだそうなんで、この巻は後回しでもよかったかも)

グインの偉大な力を手に入れて、この世を支配しようとする黒魔道師たちとの戦いです。
ラン=テゴスの魔女でいやらしいおばちゃん魔道師タミヤ、長舌の隠者ババヤガ、アグリッパの合成怪物イグ=ソッグ、首のないルールバ、エイラハ(忘れた)、と最大のダーク・パワーであるヤンダル・ソッグ。それと対決するのがグインと白魔道師のイェライシャ、踊り子ヴァルーサ、小男のアルス。表紙はヴァルーサだね。

魔道界という違った世界を観ることができて面白かったけど、化け物のような邪悪な魔道師たちの話で、今回はこの世界にいまいち入りきれなくて、すいすい読み進むことが難しかったです。

グインに恋人ができたかあ…。仕方ないかな~、奥さんがあれじゃね


星3つ
  

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