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「ビジュアル式 数学嫌いが治る本」 竹内薫

2014年10月12日 | 読書

中学までは、数学もまあまあだったように思うのですが、高校て習った数学は完璧苦手でした。中学生の姪が今度受験でどうも数学が苦手らしい。高2の姪もそろそろ本気で受験勉強を始めなければ・・・という話をしていて、

そういえば高校で習ったサイン、コサイン、タンジェントって何だっけ?微分積分って?logってのもあったが、どーゆー意味だっけ?Σ、sを縦に伸ばしたヤツ?あったあった・・・って、卒業してうん十年もたって、さっっっっぱりきれい~に忘れてるわ。仕事でも実生活で使う事なかったからねえ。

って思った。思ったら・・・

分からない事があると、ムクムクと知りたい・・・分かりたい・・・という興味がわいてくる。文系人間の私でも、自由になった今なら楽しめるかも・・・と、図書館で借りてきました。(I am aチャレンジャー

    

タンジェントは傾きの度合いのこと。

サインとコサインは。そういえばグラフは電波(周波数のあれ)の形をしてる。
サインは三角形の高さで、コサインは三角形の底辺。

サインはs字で高さ/斜辺  コサインはcの字で底辺/斜辺 (タンジェントはtの字で高さ/底辺)・・・だっただった

なるほどなるほど・・・

秒速何mは時速何kmかは、秒速×3.6(km)をすればいい。 

これは覚えておくと便利だね。

関数とは関係する数のことだけど、函(はこ)数ともいえる。箱(xとかyとか)の中にいろいろな数を入れていくときの関係ね。

扇風機なんかの1/f ゆらぎというのは、 
y=1/周波数(frequency)
のことだったのね。

グラフをみればたしかに低周波から高周波への曲線で、強い→弱い~~の風になってるね。

log(対数関数)は指数関数の逆関数でした。指数関数は闇金の利息みたいなもの。どんどんふくれ上がっていく。で、人間の耳は対数関数になっている。空気の振動が100倍(10の二乗)になったとき人間の耳には2倍の音量に聞こえる。
指数関数は数学世界の「拡声器」で、対数関数は「抑声器」みたいなもの、らしい。

積分は変な形の面積や体積を求める事で、細かいものをどんどん積み重ねていく。グラフの面積を計算する。
微分はあるものをどんどん細かく分けていく。グラフの傾きを計算すること。

 

なあ~~~るほどねえ。

数学って、けっこう面白いね。実際に問題を解くのは難しいだろうけど。けど、何をやっているのかが分かるだけでも興味がちがってくるね。

ただ、やっぱり高校の数学は経営とか金融とか測量とかプログラマーとか(あとカジノ?)、そういう仕事をしない人にはあんまり関係なさそうです。現状は受験のための勉強になってる。(だから楽しくない
スローライフにはほとんど関係ありません。
まあ、教養を身につけるためや頭の体操、ゲーム感覚で楽しむには面白いかもね。頭を柔らかくするにはいいと思います。(知的な遊びだと思えばいい)

数学嫌いが治るかどうかは、数学が面白いと思えるかどうかによるでしょうね。あと、イメージをつかむことかな。(私は苦手ではあるけど、嫌いじゃないです

星4つ 

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