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「黄葉」と「黄落」

2016年10月21日 | 川柳・俳句

「NHK俳句」の10月16日の録画を観ました。
兼題は「黄葉」と「黄落」。講師は夏井先生。

夏井先生といえば「プレバト」ですが、私は2,3回観たことがあるくらい(あまりテレビを見ないので)。俳句の勉強のため、毎回録画して観ることにしました。先週の「運動会」の写真で一句も面白かったです。

ところでNHK俳句の方ですが、

紅葉だけでなく、黄色い葉っぱも「黄葉(こうよう)(もみじ)」と読むのですね。「黄落(こうらく)」という言葉は初めて知りましたが、黄葉よりも黄落の方が動きがあって、イメージがふくらむそうです。

俳句をするときには、視覚・嗅覚・聴覚・触覚・味覚の五感連想力を使います。(眼耳鼻舌身意の六根だね)

そして景色や表情などを「切り取る」「写し取る」。「カメラワーク」とか「上から俯瞰」とか、写真を撮るように詠むわけですね。高浜虚子は”写生”だと言ってましたね。

俳句というのは、

見たまま聞こえたまま、五感で感じたままを、

ただ、ありのまま、そのまま、事実として写し取る、切り取る

正直に、、、

というものなんだと思います(ちがうかな?)。そこが、ものすごく魅力です。
情景を言葉で表現するのは、むちゃくちゃ難しいのですが。(ありのままと言っても”
言葉”では100%客観的に表現することはできないのです。言葉は主観だから…。ああ、言葉にならない

ありのままを観察するということは悟りへの道でもありますね(覚りをめざしたいけど)。自然、物、人、、、この世のすべての無常なるものを観察する。だから、芭蕉とかお坊さんのような格好をしてたのかな??

・・・などと勝手にロマンを感じているワタシ^^;

なぜこの景色が目に留まったのか、切り取った俳句の言葉から作者の心が滲み出てくる。しかも、その俳句から滲み出ている思いのようなもの、捉え方は、俳句を鑑賞する人によってまた違ってくる。そこは人に任せる。自由に感じてもらうのです。ああ、奥深いねえ・・・

実際は、深みのないあさ~い句しかできませんが・・・。
まだ始めたばかりだから?センスの問題?人間が浅い?

 

テキストの句の中でいいな、と思った句。

  黄落を水中にゐて見るごとし  飴山實

 

>頭上から降りしきる黄葉。そのさまはあたかも「水中」にいるかのような心地・・・。とめどなく降ってくる黄のひかり、ひんやりとした感触・・・。

 

黄落シーズンになったら、出掛けてみようかな。

 

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (都月満夫)
2016-10-21 14:02:31
文字制限のある、短い詩ですからね。
少ない言葉で、大きな世界を表現するのは難しいですね^^
したっけ。
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都月さん、こんにちは。 (まる)
2016-10-21 15:35:54
そうなんです。
たったの十七音で写し取るわけで、全然収まらないのです^^;
でも、言葉って短い方がインパクトありますね。
ほんと難しい。だから憧れます^^
返信する
NHK俳句 (アガサ)
2016-10-21 20:18:04
そのような番組があったのですね。
早速録画します。
ただ、あまり高度な俳句を目の当たりにするとつたない俳句日記が玉砕するので不安です。

返信する
アガサさん、こんばんは (まる)
2016-10-21 21:27:26
日曜日の早朝6時35分からなので、録画して見てます。
まだ見始めて3回ですが、私のような初心者にもいい番組だと思いました。
前回は俳句初心者の光浦靖子さんがゲストに来てました。
テキストもいいですよ。
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