10月9日(日)に録画していた「NHK俳句」を観ました。
兼題は「秋の声」。ゲストは光浦靖子さんでした。
「俳句は初めてです」と言われてて、かなり緊張しているようでした。なんでワタシがここへ?て思ってるような感じもしました。でも、光浦さんのおかげでさらに俳句が親しみやすくなったような気がします。
この回のテキストで、いいなあと思った句。
秋声や石ころ二つ寄るところ 村上鬼城
>耳が不自由だった作者は、石ころを見つめて「秋声」を聞きとったのでしょう
とあります。秋の声は、耳だけでなく心でも聞くものなのですね。耳が聞こえなくても感じることはできる。ただの石ころに心を寄せる作者に共感。
聴診器はづして聴けり秋の声 井桁汀風子
これはお医者さんが聴診器をはずしたときにふと「秋の声」を耳にしたというのです。人間の心音から「秋の声」へと意識が移っている。きっと患者さんの心音もていねいに心を研ぎ澄まして聴いているのでしょうね。ほっとした気分かな?
さあ、ワタシも「秋の声」に挑戦!
11 秋の声聴きつつ独り置く碁石
囲碁も好きです(ご隠居さんめざしてるんで^^)。
縁側で独りで石を置いて勉強するのも楽しいけど、やっぱり誰かと対戦もしたいなあ。パソコン相手じゃなくて、人間がいい。おかげで最近は碁盤から遠ざかってます。
誰か相手して
12 秋の声かき消す子らと登下校
秋の声かき消す子らのランドセル
秋の声かき消す子らの家路かな
上は小学生の登下校サポートの見守り隊。にぎやかです。
子どもの声っていいですね。元気が一番。(どれがいいかな)
近所の歩道橋
13 秋の暮家路を急ぐ小学生
季語を替えました。日暮れが早くなったので駆け足で帰って行きます。平凡か。
どう推敲すればいい??夏井先生添削してくれないかな・・・
俳句はさっぱりわかりませんが。
>聴診器はづして聴けり秋の声
最近 聴診器をあてられたことがないです。
聴診器を使わないお医者さんが増えたように思うのですが。
そこからこの俳句に違和感を持ちました。
>秋の声聴きつつ独り置く碁石
まるちゃんが作られたこの俳句はよくわかります。
>秋の声かき消す子らと登下校
こちらもよく見る風景なので、俳句が理解できます。
そぞろ寒 家路を急ぐ 小学生
なんて、私もよくわかりませんが^^
したっけ。
元気な子供たちと一緒に歩く姿が想像できる12-1の句が好きです。
一度にこんなにたくさん作れてすごいですね。
想像力が豊かな方なのだろうなと思っています。
私もまだ聴診器の思い出はあるので、優しくて誠実なお医者さんを思い浮かべました。
私の句、情景がわかると言ってもらえてうれしいです。
ただの説明にならないように、と思って作りましたが、
なかなか難しいです。^^;
感想をありがとうございます。^^
いわゆる、「ベタ」というやつでしょうか。
子どもの寂しさというか心細さを表してみたかったのですが、
「そぞろ寒」と肌の感覚にしてみても面白いかもしれないですね。
なるほど、です。アドバイスありがとうございます。^^
12は考えすぎて自分で選べなくなりました。選んでもらってうれしいです。
推敲って難しいですね。
ワタシはコツコツやるのが多分苦手なんですね。^^;