昨年発売されたαレーベルのCDを幾つか買ってみました。このレーベルは全体的に透明感があり、落ち着いた深みのある音質です。しっとりとしていて、夜にゆっくり聞くのにいいと思います。フランスやスペインのバロック音楽も数多く収録されており、興味深く聞きました。このCDは「さまざまな楽器による協奏曲集Ⅰ」(Alpha 013)です。カフェ・ツィマーマンと呼ばれるグループの演奏です。①チェンバロ協奏曲第一番ニ短調②オーボエ・ダモーレ協奏曲イ長調(チェンバロ協奏曲第四番イ長調の復元曲)③バイオリン協奏曲第二番ホ長調④ブランデンブルグ協奏曲第五番ニ長調の四曲が収録されています。チェンバロの音がやや小さく迫力に欠けるよう思いますが、表現が繊細で深みがあります。本来、撥音楽器であるチェンバロの余韻のある弦の響きを大切にしているような感じです。1台のためのチェンバロ協奏曲ではこのCDでも収録されている第一番が最も好きな曲です。作曲年代も最も古いと聞いています。バーンシュタイン指揮のグレン・グールドによるピアノの演奏がSONYレーベルから発売されており、モノラル録音ですが、お気に入りです。αレーベルの全CDを手に入れたいのですが田舎ではなかなか入手出来ないのが残念です。
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