AVIEから、「管弦楽組曲集~若き王子のための~」(AV2171)のCDが出ています。演奏は、アンサンブル・ソネリーで、ヴァイオリン&ディレクター:モニカ・ハジェット、オーボエ:ゴンサロ・ルイス(録音:2007年9月21日~25日、セント・サイラス教会、ロンドン)です。第3番(BWV.1068)、第4番(BWV.1069)、は原典版で、トランペットとティンパニー抜きの演奏です。どちらもとても魅力的で、思わず引き込まれてしまいます。私の好みとしてはバッハの曲にあまりトランペットは似合わないように思います。どちらも特に序曲(Ouveture)は素晴らしく、これこそバッハだっ!と思ってしまいました。心躍るような感覚はブランデンブルク協奏曲第3番を彷彿とさせます。トランペットとティンパニーを、第3番では次男のC.P.E.バッハが、第4番ではバッハ自身がカンタータ(BWV.110)の作曲の時に付け加えています。第2番は、ゴンサロ・ルイスによるオーボエ版(世界初録音)です。このCDは何回も聴いてしまいました。
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