DECCAから、待望のダニエル・ド・ニースの第3弾が発売されました。「オンブラ・マイ・フ~ビューティー・オブ・ザ・バロック~」(UCCD-1300)です。演奏は、イングリッシュ・コンサート、指揮:ハリー・ビケット、カウンターテノール:アンドレアス・ショルです。
このCDで、ド・ニースのオンブラ・マイ・フがやっと聴けました。また、ペルゴレージ、バッハ、モンテヴェルディ、タウランド、パーセルの曲も収録されています。
興味深かったのはペルゴレージの「スターバト・マーテル」です。ド・ニースの肉感的な声がこの曲の雰囲気に合うかどうか興味津々で聴いてみました。草食系男子のショルと肉食系女子のド・ニースといった感じの組み合わせが何とも言えず新鮮で、繰り返して聴いてしまいました。バッハのカンタータも彼女が歌うと、モノクロ的な雰囲気が華やいだ感じになります。
歌唱力はどうであれ(第1弾に比べると、少し丁寧にはなったようにも思いますが......)、ド・ニースの魅力がたっぷりのCDです。
最新の画像[もっと見る]
- 無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ(ファウスト版) 13年前
- 無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ(全曲)(イブラギモヴァ版) 13年前
- ギター演奏によるバッハ作品集 13年前
- バッハのピアノ協奏曲(シュタットフェルト版) 13年前
- バッハのピアノ協奏曲(バーラミ版) 13年前
- ド・ニースの第3弾 13年前
- ナタリー・デセイのクレオパトラ 13年前
- 管弦楽組曲集~若き王子のための~(原典版) 13年前
- エイシスとガラテア-その4- 14年前
- エイシスとガラテア-その3- 14年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます