今日は午前中に雨が少し降って、少し涼しくなりました。2,3日前から、以前に買っていた「J.S.バッハ:パルティータ全曲」(UCCE-7501/2)(ピアノ:アンドラーシュ・シフ)(録音:2007年9月21日、ノイマルクト、オーストリア)を引っ張り出して聞いています。2001年録音の「ゴールドベルク変奏曲」がとても良かったので、今回も期待していました。今回のCDも、ホールの音響が素晴らしく、録音も綺麗でした。ただ、「ゴールドベルク変奏曲」を聞いた時程の感動が不思議と沸いてきません。どうしてもグールドの演奏・録音(SONY)と比較してしまうのですが、パティータにはシャープで硬質な録音の方が個人的には合うように思います。今回の録音は一つ一つの音の反響が強く、ベールが掛かったようでロマンティックではありますが、スカーッとした爽快感がなく、やや物足りなさを感じます。でも、音質も良く、シフの新たな境地に立った今までにない魅力的な演奏です。。
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