先日せっかく長瀞まで行ったが、食べられなかった「かき氷のお店」「阿左美冷蔵」へ行くことにした。
阿左美冷蔵の天然氷は、明治24年創業。
天然氷は、宝登山の源流水を凍らせて平安時代から続く伝統的製法と真冬の寒さで氷を育て、切り出した氷は氷室に貯蔵し、かき氷になるという。
今回は食べることを目的に、混雑が予想される金崎本店ではなく、行ったことのある方に教えていただいた長瀞駅近くの寶登山道店へ行った。
開店時間の10時頃に到着したが、やっぱり並んでいた。
この日は猛暑日で、待っているだけで汗が出てきた。
かき氷を食べる前に日射病で倒れてしまわないように気をつけたい。
並んでいると、前の方からメニューが渡された。
初めてなのでメニューが事前に見れてうれしい。
メニュー裏には「蔵元秘伝みつのかき氷」の紹介があった。
「貴重な四国産の和三盆糖を長時間煮詰めてつくった、柔らかく、そしてキレのある甘味をお楽しみください」と書いてある。
せっかく来たのだから「蔵元秘伝みつのかき氷」にしようと決めた。
後ろに並んでいる方にメニューを渡して待った。
辺りを見回すと、大きなかき氷機が置いてあった。
露天に無造作に置かれているので、以前使っていたものだろう。
少しずつ、少しずつ進み、やっと、入口の前まで移動してきた。
入口の扉の前には、ベンチがあって座ることができた。
もう、ここに座れば、案内されるだけとなった。
このお店には、名前の記入による予約はない。
「何人でお越しですか」「次の3名様、中へどうぞ」という案内だった。
待つこと30分で中に入ることが出来た。
店内は、外とは別世界のように、涼しい。
少しエアコンが効きすぎているようにも感じた。
モダンな雰囲気の店内だった。
待ちに待った「蔵元秘伝みつのかき氷」。
注文して、5分位で運ばれてきた。
真っ白なかき氷は思ったより大きかった。
「蔵元秘伝みつ」を上からかけた。
氷は、薄いオレンジ色に染まっていった。
待ちに待ったかき氷を食べた。
一口入れて「やわらかい」と思った。
ふわっふわっのやわらかさの中にシャリッという感触も持ち合わせていた。
今まで食べたことの無い「かき氷」の食感に感動した。
そして、秘伝のみつは、深いコクのある甘さながら、あっさりしている。
どのテーブルも食べている時は、無口になっていた。
途中で練乳をトッピングのようにかけたりしながら、天然氷を楽しんだ。
半分ほど食べていくと、中から氷とは違う白いものが登場した。
ねっとりとした「白あん」だった。
甘すぎず、すっきりしておいしい。
「白あん」を食べ終わった頃には、身体が冷え切っていた。
かき氷を普段食べない自分にとっては、このサイズは大きい。
理想は、2/3サイズ。
最後はスープのように飲んでしまった。
やっと、完食。
縁日の露店商のかき氷しか食べたことが無かった自分には衝撃的だった。
1,000円と言う金額と、伝統を継承しつつ造る創作的な「かき氷」に驚いた。
店内で過ごす時間は、非現実的だった。
店内では、グッズの販売もしていた。
冷え切った体で、お店を出た。
店先には、「只今の待ち時間 1.5~2時間」表示が出ていた。
店先には、長い列ができていた。
「暑い中、お疲れさまです」と、思った。
猛暑の中を歩いていると、氷が溶けるように現実に引き戻された。
本店へ行ってみた。
遠くから、並んでいる方が判った。
先日同様に、道路付近まで並んでいた。
お店が見えることなく、人混みの多さに圧倒された。
本当に、すごい人気のお店だと実感させて頂いた。
でも、夏の思い出に、年に1度は食べたいと思う「かき氷」だと思う。
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■阿佐美冷蔵
阿左美冷蔵 金崎本店
・住所:〒369-1621 埼玉県秩父郡皆野町金崎27-1
・電話:0494-62-1119
・営業時間:10:00~17:00ごろまで
・定休日:木曜日(7月、8月は無休)
・URL:http://orange.zero.jp/vodka.rose/
阿左美冷蔵 宝登山道店
・住所:〒369-1305 秩父郡長瀞町大字長瀞781-4
・電話:0494-66-1885
・営業時間:10:00~17:00ごろまで
・定休日:火曜日(夏休み期間は無休)
・URL:http://orange.zero.jp/vodka.rose/
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