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.
2013年のメインの大会として、まえばし赤城山ヒルクライム大会を考えている。
机上でいくら作戦を練っても、ヒルクライムは甘くない。
現地へ行ってコースに慣れてから、良い作戦を立てようと思う。
そう思うと、時間が出来たら赤城山へ行きたい。
TVの刑事ドラマで年配の刑事が「現場、100回」と言っているのを思い出す。
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6月22日(土)午前8時過ぎ。
前橋合同庁舎前の「まえばし赤城山ヒルクライム大会 練習者用臨時駐車場」に車を停めた。
今日は前回来たときより、試走の車が少ない。

前橋合同庁舎を横目に見ながら出発した。
いきなりではキツイので、アップとして周辺を周回した。

スタート地点からコースなりに進んでいき、計測地点の上細井町交差点50m先からスタートした。
第1関門の赤城山総合観光案内所跡地までは、ペースを一定にしながら後半温存を考えながら走る。
比較的ペースが同じ試走の方の後ろに付かせていただいた。

赤城大鳥居到着。
ここ数日、曇りや雨など不安定な天気が続いていたので、青空がうれしい。
第1関門の赤城山総合観光案内所跡地までは、予定どおりのペースで走った。
第1区間のタイムは、32分前後。

次の区間はもう少し頑張ろうと思っていると、後ろから追い越された。
チラッと見えたのは、S-WORKSのロゴ。
つい、後ろについていってしまった。
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少し後ろについて観察させていただいた。
一定の高いケイデンスで走っていく。
モーターのように安定しているペダリングに感心してしまう。
シフトに無駄がない。
そしてシフトは、シマノのDi2。
ハルヒルコースで会ったポタガールのわかまつさんを思い出した。
走りながら、少し話をさせていただいた。
どうも、この方が毎週赤城山を攻めている、噂の「赤城山の女王」らしい。
「先に行ってください」と、言われたが、今でも一杯一杯なので、「こちらこそ、後ろにつかせてください」と、お願いした。
速い方の後ろについて、少しでも勉強したい。
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そんなことを思っていると、段々と差が広がっていく。
後ろについて勉強どころではない。
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見えなくなってしまいそうになりながら、どうにか一定の距離を保っていた。
遥か先を行く彼女を見ていると、勾配によってシッティングとダンシングを旨く使い分けている。
自分も出来ないながらも、同じ場所でダンシングしながら走った。
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不思議に彼女との距離が近くなってきた。
「もしかしたら、追いつけるかもしれない」と、思うと、ペダルに力が入った。
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もうすぐ、姫百合駐車場。
そこまでに何とか追いつきたい。
無理と思っても、少しの可能性に掛けてみたい。
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下ハンでダンシングをする彼女を、下ハンダンシングで追いかけた。
本当に必死だった。
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もう少しで追いつけるとこまで来た。
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姫百合駐車場30m手前で追いついた。
「追いつきましたよ」と、彼女に告げた。
姫百合駐車場までの第2区間のタイムは、32’48”
もちろん、区間としては今までの中ではベストタイム。
それも、2’22”も速い。

第2関門の姫百合駐車場を過ぎて、最後の区間となった。
先ほど頑張りすぎたツケが回ってきたようで、足が重い。
彼女の背中も段々小さくなっていく。
もう一度、奇跡的な追い上げをしたいと思いながら、ペダルに力を込めた。

眩しいくらいの新緑の先に、彼女が小さくなっていく。
視界から消えていくのに、そう時間はかからなかった。
何度も奇跡は、起きなかった。
現実の実力を認識させられた。

最後の直線もスパートをかけるどころか、ヘロヘロでゴール。
第3区間は、第2区間の疲れも出てベストタイムより2分遅くなってしまった。
しかし、トータルで計算すると、ベストタイムと同じ位のタイムだった。
・1時間37分位。
ゴールして気持が良かった。
よく、ヒルクライムを走る方がインタビューされると「ゴール後の達成感がたまらない」というが、自分も同感だと思った。

バイクスタンドにある彼女の自転車を拝見すると、シマノ製のアルテグラのDi2だった。
ホイールもカーボンでチューブラーらしかった。
赤白のフレームのS-WORKSロゴに貫禄さえ感じた。
自分のケベルも、シマノDi2にして、フルカーボンホイール履いてヒルクライム仕様にしたいと強く思った。

ソフトクリームを食べ終わった彼女と少し話をした。
前橋市にお住まいで、週末は良く赤城山を上っているようだった。
今日はあまり調子が良くなく、姫百合駐車場で休もうかと思ったという。
それでも、一緒に走れてとっても楽しかった。
大会の話を聞くと、
富士ヒルクライムにも参加して、その成績が9位で入賞を逃したと言っていた。
自分の夢だったブロンズの方だった。
・タイムは、1:28‘。
ハルヒルにも参加して表彰台に上がったという。
・タイムは、58‘14“。
昨年の赤城山ヒルクライムも、もちろん表彰台。
・タイムは、1:27‘。
普通に話をしていれば、表彰台常連さんという感じには見えないが、走り出すと内に秘めた闘志と意志の強さがあるのだろう。
大変良い刺激になり、自分も、もっと頑張ろうという気持にさせてくれた。
赤城山で、良い方に巡りえた運命に感謝したい。
ランキング参加しています。
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彼女の自転車が気になって、調べたらとってもスゴイ自転車だった。
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■ S-WORKS アミラ SL4 2012モデル
S-ワークス ターマック SL4 の女性向けモデル。
女性の体格を考慮したフレームジオメトリを採用している。
フレーム重量は800gと、とっても軽い。
まさに、ヒルクライム向き。
Di2に、フルカーボンのホイールと、使用機材も女王だった。
その後、

チームOKIのI田さん達が、ゴールしてきた。
ホイールを新調したというので、拝見した。
このサイズの自転車でも、カッコイイホイールがあることに感心した。
これで、赤城山ヒルクライムコースも数分はタイムが短縮してしまうのだろう。

少し話をして、チームOKIのみなさんと別れた。
赤城山は、ゴール後に寄る場所が大体同じなので、知り合いに会える。
ヒルクライムコースを上りきった同士として、ゴール後にはテンションが高く、会話も弾む。
赤城山は色々な方に巡り会えて、本当に楽しい。

第3回まえばし赤城山ヒルクライム大会
開催日:平成25年9月29日(日)
距離:20.8km、平均勾配:6.4%、最大勾配:9.4%、最大標高差:1,313m
6月24日(月)のアクセス数 3,474件、gooブログ順位:226位(1,891,535ブログ中)でした。また、にほんブログ村のロードバイク部門では26位(週間IN 470ポイント)、注目記事ランキングでは、46位でした。ご覧いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。
また、6月25日(火)には、アクセス数が 3,805件になり、注目記事ランキングでは 21位でした。赤城山の女王のお陰です。
2013年のメインの大会として、まえばし赤城山ヒルクライム大会を考えている。
机上でいくら作戦を練っても、ヒルクライムは甘くない。
現地へ行ってコースに慣れてから、良い作戦を立てようと思う。
そう思うと、時間が出来たら赤城山へ行きたい。
TVの刑事ドラマで年配の刑事が「現場、100回」と言っているのを思い出す。
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6月22日(土)午前8時過ぎ。
前橋合同庁舎前の「まえばし赤城山ヒルクライム大会 練習者用臨時駐車場」に車を停めた。
今日は前回来たときより、試走の車が少ない。
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前橋合同庁舎を横目に見ながら出発した。
いきなりではキツイので、アップとして周辺を周回した。
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スタート地点からコースなりに進んでいき、計測地点の上細井町交差点50m先からスタートした。
第1関門の赤城山総合観光案内所跡地までは、ペースを一定にしながら後半温存を考えながら走る。
比較的ペースが同じ試走の方の後ろに付かせていただいた。
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赤城大鳥居到着。
ここ数日、曇りや雨など不安定な天気が続いていたので、青空がうれしい。
第1関門の赤城山総合観光案内所跡地までは、予定どおりのペースで走った。
第1区間のタイムは、32分前後。
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次の区間はもう少し頑張ろうと思っていると、後ろから追い越された。
チラッと見えたのは、S-WORKSのロゴ。
つい、後ろについていってしまった。
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少し後ろについて観察させていただいた。
一定の高いケイデンスで走っていく。
モーターのように安定しているペダリングに感心してしまう。
シフトに無駄がない。
そしてシフトは、シマノのDi2。
ハルヒルコースで会ったポタガールのわかまつさんを思い出した。
走りながら、少し話をさせていただいた。
どうも、この方が毎週赤城山を攻めている、噂の「赤城山の女王」らしい。
「先に行ってください」と、言われたが、今でも一杯一杯なので、「こちらこそ、後ろにつかせてください」と、お願いした。
速い方の後ろについて、少しでも勉強したい。
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そんなことを思っていると、段々と差が広がっていく。
後ろについて勉強どころではない。
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見えなくなってしまいそうになりながら、どうにか一定の距離を保っていた。
遥か先を行く彼女を見ていると、勾配によってシッティングとダンシングを旨く使い分けている。
自分も出来ないながらも、同じ場所でダンシングしながら走った。
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もうすぐ、姫百合駐車場。
そこまでに何とか追いつきたい。
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本当に必死だった。
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姫百合駐車場30m手前で追いついた。
「追いつきましたよ」と、彼女に告げた。
姫百合駐車場までの第2区間のタイムは、32’48”
もちろん、区間としては今までの中ではベストタイム。
それも、2’22”も速い。
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第2関門の姫百合駐車場を過ぎて、最後の区間となった。
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彼女の背中も段々小さくなっていく。
もう一度、奇跡的な追い上げをしたいと思いながら、ペダルに力を込めた。
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視界から消えていくのに、そう時間はかからなかった。
何度も奇跡は、起きなかった。
現実の実力を認識させられた。
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最後の直線もスパートをかけるどころか、ヘロヘロでゴール。
第3区間は、第2区間の疲れも出てベストタイムより2分遅くなってしまった。
しかし、トータルで計算すると、ベストタイムと同じ位のタイムだった。
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ゴールして気持が良かった。
よく、ヒルクライムを走る方がインタビューされると「ゴール後の達成感がたまらない」というが、自分も同感だと思った。
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バイクスタンドにある彼女の自転車を拝見すると、シマノ製のアルテグラのDi2だった。
ホイールもカーボンでチューブラーらしかった。
赤白のフレームのS-WORKSロゴに貫禄さえ感じた。
自分のケベルも、シマノDi2にして、フルカーボンホイール履いてヒルクライム仕様にしたいと強く思った。
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ソフトクリームを食べ終わった彼女と少し話をした。
前橋市にお住まいで、週末は良く赤城山を上っているようだった。
今日はあまり調子が良くなく、姫百合駐車場で休もうかと思ったという。
それでも、一緒に走れてとっても楽しかった。
大会の話を聞くと、
富士ヒルクライムにも参加して、その成績が9位で入賞を逃したと言っていた。
自分の夢だったブロンズの方だった。
・タイムは、1:28‘。
ハルヒルにも参加して表彰台に上がったという。
・タイムは、58‘14“。
昨年の赤城山ヒルクライムも、もちろん表彰台。
・タイムは、1:27‘。
普通に話をしていれば、表彰台常連さんという感じには見えないが、走り出すと内に秘めた闘志と意志の強さがあるのだろう。
大変良い刺激になり、自分も、もっと頑張ろうという気持にさせてくれた。
赤城山で、良い方に巡りえた運命に感謝したい。
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お手数ですがポチッっとクリックをお願いします。
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■ S-WORKS アミラ SL4 2012モデル
S-ワークス ターマック SL4 の女性向けモデル。
女性の体格を考慮したフレームジオメトリを採用している。
フレーム重量は800gと、とっても軽い。
まさに、ヒルクライム向き。
Di2に、フルカーボンのホイールと、使用機材も女王だった。
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ホイールを新調したというので、拝見した。
このサイズの自転車でも、カッコイイホイールがあることに感心した。
これで、赤城山ヒルクライムコースも数分はタイムが短縮してしまうのだろう。
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少し話をして、チームOKIのみなさんと別れた。
赤城山は、ゴール後に寄る場所が大体同じなので、知り合いに会える。
ヒルクライムコースを上りきった同士として、ゴール後にはテンションが高く、会話も弾む。
赤城山は色々な方に巡り会えて、本当に楽しい。
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