


その昔、30年前頃には、コンビニもなく、「24時間営業の自販機コーナー」が沢山あった。
峠を攻めた後に、寄った思い出がある。


群馬県みどり市の国道122号沿いの山沿いにある丸美屋自販機コーナーへ。


国道122号線を進んでいくと、看板も無いので、通り過ぎてしまった。



中に入ると懐かしい自販機がたくさん。
若かりし頃の記憶が蘇る。


「天ぷらそば」 250円。
「天ぷらうどん」 250円。


確か、TVなどのニュースで、20食に1つの割合で”当たる”



「ひも川うどん」 250円。
「天ぷらうどん」 250円。

「天ぷらうどん」には、


こちらの「天ぷらうどん」には、”青とう”は入っていない。

そして、「ひも川うどん」は、”いなり”と”山菜”入り。


悩んで押したのは、その昔に食べたことがない「ひも川うどん」。
お金を投入して、アナログだけどデジタル表示が30秒のカウントダウン。
ちなみに、


1,000円札も500円玉も使えない。


出てきた


昭和の時代にはないメニュー。


でも、自分の車の中で食べてる人も見かけた。


麺が幅広でまさに、「ひもかわうどん」。

通常のうどんと比較して、麺の横幅が広く、薄く平べったい形をしている。
「ひもかわうどん」は、織物で栄えたことで広く知られる、群馬県・桐生市を中心に親しまれている郷土食の一つ。

「 美 味 し い 」

”手造り”と表示があるだけあって、想像以上に美味しい。

ただ、汁がチョッとヌルい。


食べた後は、容器をリサイクル。

つゆを捨てるバケツが足元に有り、割り箸を入れ、容器を重ねてお返しする。
昭和の時代は、発泡スチロール製の器で使い捨てだった気がした。


テーブルの片隅には、


来客者の自販機への”思い”が綴られていた。

自販機の”聖地”と言われている「丸美屋自販機コーナー」は、若い頃の記憶を蘇られてくれる空間だった。

■ 丸美屋自販機コーナー ■






