いよいよ、第１回の「榛名山ヒルクライム in 高崎」の当日となった。
平成２４年２月１１日の地元新聞での開催決定の記事を見たのが懐かしい。
朝起きると、天気が素晴らしいのでうれしくなった。
色々トラブルはあると思うが、スタッフの私たちが、楽しいと思う大会にしなければ、参加して頂いた方も楽しくならないと思う。
初めての大会で不安もあるが、選手のみなさんが楽しめる大会になるよう頑張っていきたい。
榛名湖に着き、榛名山を望むと絵葉書のような美しい景色だった。
さて、本日行われるのは、タイムトライアルレース
コース 榛名湖多目的グラウンド前～榛名吾妻荘前～榛名湖温泉ゆうすげ前折返しの周回コース１周 距 離 ６．８Km 参加資格 榛名湖コースに参加で、男子５０分・女子７０分以内にゴール可能な選手 選手受付 ５月１８日（土）午前１１時～午後１時 受付場所 榛名湖多目的広場 スタート 午後２時
早めに着いて、ＴＴレースのコースを自分の自転車で実際に走った。
やっぱり、折り返し手間の直角コーナーが、道幅が狭くて一番心配な区間。
この箇所にはセンターにパイロンを置いて、追い越し禁止にして走行していただくしかない。
コース上に駐車車両が３台。
午後１時５０分から交通規制が始まるので、それまでは駐車しないようにお願いするしかない。
午前９時になって、スタッフミーティングが行われた。
初日のＴＴレースを成功させ、明日のヒルクライムに繋げたい。
自分はスタート関係の担当。
最初の準備は、選手の整列位置を決めていく。
自分の自転車を寝かせた時のサイズを測って、印を付けていった。
今日の天気なら寝かせて置いていく選手は少ないだろうが、確実なスペースは確保しておきたい。
ゼッケン番号順に出走するので、その番号順に並んでもらう。
途中から、入っても良いように、列ごとに参加予定数１６４台分のゼッケン番号を表示していった。
こういった配慮を惜しまずにしてくれる優秀なスタッフに恵まれて、準備は順調に進んでいった。
駐車場入口看板が届いていなかった。
仕方が無いので、ポスターを使って手作りで案内表示を作成した。
受付時間になると、会場に選手が続々とやってきた。
ブリヂストンアンカーの藤田選手が到着した。
今回のＴＴレースで、一番最初に走っていただく。
顔なじみになった藤田選手と話をしていると、今回のＴＴレースでも電動デュラエースを装備していた。
それも、ＴＴレース用なので、操作ボタンが４箇所。
スタートやコーナーでは外側のハンドルで操作し、直線ではエクステンションバーを握って走るため操作ボタンが必要という。
やはり、プロ選手は機材が違う。
一度で良いから乗ってみたい。
せっかくなので、藤田選手と記念写真。
自分の藤田さんとの記念写真コレクションがまた増えていく。
今回のＴＴレースを開催するにあたり、藤田選手から色々なアドバイスを頂いた。
全体の流れや、スタートでの選手の押さえ方などなど、判らない事を教えてもらった。
特に、実際にコースを試走して頂き、砂が残っている箇所や危険な箇所を指摘いただき、スタートまでに改善することが出来た。
本当に藤田選手のアドバイスのお陰で順調に開催できた。
ありがとうございました。
会場駐車場では、高崎ナッカラーノレーシングのみなさんが調整をしていた。
ぜひ、地元チームとして頑張っていただきたい。
スタート地点には、地元高崎のＦＭ局のラジオ高崎（FM76・2MHz）が、ＴＴレースの模様を午後２時のスタートから実況中継を行うという。
そろそろ交通規制が始まる頃、スタート台作りが始まった。
段取りよく、スタート台が組み立てられていく。
その手早さにプロの仕事を拝見させていただいた。
高さ５０Ｃｍ、手前板は１８０Ｃｍ、平場は３６０Cmで、スタート位置側には手すりが付けられる。
無事完成した。
短時間ながら見事なスタート台が出来た。
リハーサルは、実際に選手の方に協力して頂いた。
出場選手の中に重田サイクルクラブのＫ井土さん親子が居たので、お願いして練習させていただいた。
おかげでスタッフに自信がついた。
集合時間になると、選手のみなさんが集合してくれた。
もう少ししたら、スタート台まで２列になって移動していく。
午後１時４０分になって、スタート位置に選手移動。
ＴＴバイクを見る機会が無いので、とっても新鮮な印象を受ける。
ヒルクライム用のロードバイクと違い、エアロ効果が高いパーツで構成されているのでとってもカッコイイ。
午後１時５０分からＴＴレースのオープニングセレモニーが行われた。
市長、実行委員長、市議会議長の挨拶がおこなわれ、自分が最後にコース担当として競技概要を説明した。
説明の最後に「スタッフ一同、コース管理を万全に行いますので、選手の皆さんには、最高の走りを期待しています。ぜひ、怪我のないよう、頑張ってください」とお願いした。
その部分が、恥ずかしながら「ＵＳＴＲＥＡＭ」で放映されていた。
スタート位置へ移動し、スタート時間を待った。
コースはスタート地点から、榛名吾妻荘を右折して、榛名湖温泉ゆうすげ前を折り返す、周回コース。
スタートは、ゼッケン番号順に１５秒おきに交互にスタートする。
午後２時となり、選手がスタートした。
沿道の観客はとっても多く、声援もスゴイ。
１５秒ずつに選手がスタートしていく。
ブルーのジャージは、高崎ナカラーノレーシングの方。
重田サイクルクラブの若きエース達。
高校生コンビが仲良くスタート位置に着いた。
ベストを尽くして、好タイムを期待したい。
スタートを待つ選手のみなさん。
日差しが強いが、標高、１，１００ｍの榛名湖畔ではとっても過ごしやすい。
しばらくすると、スタートした選手が次々と折り返してくる。
榛名山がきれいに見える場所でゴールする。
この６．８Ｋｍのコースを藤田選手は９分３秒で走る。
他の選手も１１秒平均でゴールしている。
初めて近くで見るＴＴレースはとっても楽しい。
自分も出場してみたいと思ってしまう。
ＴＴレースは無事、成功に終ったと自分は思う。この調子で明日のヒルクライムも頑張っていこうと思う。
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■個人タイムトライアル結果（2013.5.18）【参加者全体】
出走者 134名（オープン参加1者含む）
完走者 133名
【男子】
1位 No.3039 岩佐 昭一 08:58.891
2位 No.45 早川 知彦 09:14.672
3位 No.14 内尾 知生 09:23.850
【女子】
1位 No.11280 谷伊央里 11:16.768
2位 No.4004 田島 洋子 11:53.932
3位 No.2057 西形 舞 11:55.024
※表彰は、明日、ヒルクライムの表彰と併せて開催する。
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