ビースケ&チャコと田舎ぐらし

チワワの朝陽ちゃんが わが家に

大丈夫。-小児科医・細谷亮太のコトバー

2012年03月13日 | その他
先週の金曜日、聖路加病院副院長で小児科医の細谷先生の映画「大丈夫。」の上映と伊勢監督とのトークショーがあった。

昨年の「風のかたち」は小児がんと戦う子供たちを治療中の病棟での生活や、退院後に毎年行われているサマーキャンプでの様子を描いていた。

「大丈夫。-小児科医・細谷亮太のコトバー」は、40年来小児がんの治療の最前線で子どもたちの「いのち」と向き合い続けている細谷先生の生活を追ったドキュメンタリー。

今や、小児がんの7~8割は治るといわれている。
それでも死を迎える子どもたちも多い。


一人ひとりの子どもたちに、病気のことをしっかり話し、生きることへの励ましと祈りを「大丈夫。」というコトバにこめて伝え続けておられる。


細谷先生は、すでに400人もの子どもたちを見送ったとか。
その子たちの立派に戦った姿を伝えたいと、4人の方を実名で登場させている。


その辛さを折々に俳句にされている。
少し引用させてもらうと

 朝顔の 花数死にし 子らの数 

 がんの子の おはなし会に 銀やんま 

 みとること なりはいとして 冬の虹 

毎年のようにお遍路に行かれ、経を唱えておられる姿も・・・。

 へんろ道 椿ふまぬよう ふまぬよう 

空や雲、風にそよぐ何でもない雑草がきれいに撮られている。
バックにチェロの響きが緩やかに流れていていい!!



サクランボの花が咲き始めた。
コメント
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