ビースケ&チャコと田舎ぐらし

チワワの朝陽ちゃんが わが家に

お灯まつり

2011年02月05日 | その他
2月6日は、春を告げるという新宮市の「お灯まつり」(お燈まつり)。
1400年まえから続く熊野速玉大社と神蔵神社の神事で和歌山県無形民族文化財に指定されている。

毎年2000人くらいの人々が上り子(あがりこ)として、数日前から肉食を断ち前日に海でみそぎをすませて参加するという。
当日は飲酒を慎み白装束を身にまとい、腹に荒縄を巻きわらじを履いて修業者の姿となる。
食事も豆腐などの白い物しか食べてはいけない。



市内にはその白装束や松明など一式を売っている店が何軒かある。



これは、駅前にたつ観光用の看板。
午後7時に山頂の神殿で点火された御神火が大たいまつから上がり子の松明にに移され、午後8時頃に山門が開かれると上がり子たちが538段の石段を一斉に降りてくる。

勇壮な火祭りで、興味を持ってくれた方は、インターネットで動画や画像がたくさんUPされているのでそちらで観てね。
子供の頃に神蔵山の降り口まで見に行ったことがあるが、何しろ寒い時期なので・・・。

当地方の男性は少なくとも一生のうち3回は上がるという。
先ず、子供の頃親に連れられて上がる。
成人のしるしに上がるし、男の子が産まれたら抱っこしたり手を引いたりして連れて上がるという。
どこの家にも親子や友人と写った白装束姿の凛々しい写真がある。

最近は参加者が多く、山頂の神社に入りきれないので毎年参加している人は一年置きしてほしいと呼びかけている。
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