「対岸の彼女」(角田光代著)
★★★★★(ベアの満足度)
同じ年の「働く女性」と「専業主婦」の話だと思っていた。
そんな話ではなかった。(リクエスト半年待ちでやっと入手!)
私も同じ...と心に深く突き刺さってくるものがある。
人と関わる、友人を作るのが苦手な親子。
公園の人間関係にもなじめず、公園ジプシー。
意を決して、働きに出ようと思うところから、物語は始まる。
高校時代の仲間はずれ、いじめの問題。
一度仲間はずれにされると自分の何かが悪いのではと自信がなくなる。
変われないまま時間が過ぎることもあれば、
何かのきっかけで違う自分になれることもある。
この2つのストーリーが同時進行する。
こんな文章が印象的。
「ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達より、
ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出会うことが大事。」
自信のない私は、悪口を言われているのでは?
と人の視線や気持ちが気になる時がある。
気にしたいためには、
「頭の中が真っ白になるほど、何かにのめり込むといい」とこの本で教わった。
それにしても、人との距離感は難しいなあ。
★★★★★(ベアの満足度)
同じ年の「働く女性」と「専業主婦」の話だと思っていた。
そんな話ではなかった。(リクエスト半年待ちでやっと入手!)
私も同じ...と心に深く突き刺さってくるものがある。
人と関わる、友人を作るのが苦手な親子。
公園の人間関係にもなじめず、公園ジプシー。
意を決して、働きに出ようと思うところから、物語は始まる。
高校時代の仲間はずれ、いじめの問題。
一度仲間はずれにされると自分の何かが悪いのではと自信がなくなる。
変われないまま時間が過ぎることもあれば、
何かのきっかけで違う自分になれることもある。
この2つのストーリーが同時進行する。
こんな文章が印象的。
「ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達より、
ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出会うことが大事。」
自信のない私は、悪口を言われているのでは?
と人の視線や気持ちが気になる時がある。
気にしたいためには、
「頭の中が真っ白になるほど、何かにのめり込むといい」とこの本で教わった。
それにしても、人との距離感は難しいなあ。